脂肪吸引の痛みのポイント
- 脂肪吸引は手術中は痛くない
- 脂肪吸引の痛みは夜から翌日にかけて出てくる
- 筋肉痛のような鈍痛の痛みが、翌日をピークにして徐々になくなっていく
脂肪吸引のビフォーアフター症例写真はこちらです↓
脂肪吸引は痛いのか?
脂肪吸引の痛みには
手術中の痛みと手術後の痛みがあります。
手術中の痛みは全くありません。
手術は静脈麻酔といって
完全に眠ってしまう麻酔で、
全く記憶がないからです。
脂肪吸引する前に点滴をします。
点滴で眠るお薬を流していきます。
先生が「眠くなりますよ~。」と言うと、
すっと寝てしまいます。
目が覚めた時には「終わりましたよ~。」と言われます。
あれ?もう終わったの?といった感じが
患者様皆さんの感想です。
その間の記憶は全くありません。
よく寝たなーという感じで終わります。
なので脂肪吸引は手術中の痛みは全く気にしないで良いです。
では脂肪吸引後の痛みはどうかと言うと
多くの場合、
手術後に伴うものなのです。
体の部位それぞれで
どのような痛みがあるかを詳しく解説していきますね。
脂肪吸引は痛い?顔
顔の脂肪吸引は
主にホホやあごのお肉の脂肪吸引を行います。
この部分の脂肪吸引は
意外とそんなに痛くありません。
なぜならば
お顔の筋肉を大きく動かすことはないからです。
腕やお腹ように
体を大きくねじったり曲げたり、
ほぼやあごでそこまで動かすことは
あまりありません。
なので痛みが少ないと言えます。
手術後はクリニックで痛み止めが処方されます。
痛み止めを飲めばほとんど日常生活に支障はありません。
脂肪吸引は痛い?お腹
脂肪吸引でお腹をする場合
おへその上下、脇腹、腰、背中の辺りまで
お腹をぐるっと全周
脂肪吸引することが多いです。
このような場合の痛み、
お腹全体が筋肉痛のようになります。
手術直後は麻酔が効いてるので
あまり痛みを感じることはありません。
次の日の朝から筋肉痛のような鈍痛を感じます。
ベッドから起きる時は腹筋を使いますから、
そこで筋肉痛のような感じがしますし、
体を起こそうとする時に背筋を使いますから、
そこでまた筋肉痛なのような鈍痛があります。
手術翌日はそろりそろりと動くような感じになるかもしれません。
痛み止めのお薬を飲めば日常生活に支障はありません。
運動やヨガなどは、翌日は控えた方が良いです。
2日目以降になると徐々に痛みが減ってきます。
2日目、3日目からもうデスクワークなどの
お仕事をする方も多いです。
手術後5日目から1週間程度になると
多少鈍痛はあるものの、
痛みはかなり減ります。
腹筋、背筋を使う時に
筋肉痛のような感じが
脂肪吸引後のお腹の痛さの特徴です。
脂肪吸引は痛い?太もも
太ももの脂肪吸引をする場合、
太ももの前面、外側、内側、後面の
全周吸引することが多いです。
太ももをぐるっと一周吸引することによって
足が細くなります。
太ももの脂肪吸引の場合も
翌日に痛みのピークがきます。
座った時に後面が圧迫されるので、
鈍痛のような感じがします。
しゃがんだ状態から立ち上がるときに
太ももの前面の筋肉を使いますから
前面の筋肉痛が感じられます。
また早歩きや走ったりするのも
最初の1日2日は鈍痛があり辛いかもしれません。
3日目以降になると痛みのピークを過ぎてくるので
徐々に歩いたり早歩きしたり
日常生活の動きがスムーズになっていきます。
太ももの脂肪吸引の場合でも
手術後2日目以降にデスクワークを始められる方が多いので
痛みに強い方はそのようなスケジュールでも
問題ありません。
痛み止めの薬を飲むことによって
筋肉痛も和らぎます。
手術後5日目から7日目以降になると徐々に痛みが減っていきます。
脂肪吸引は痛い?二の腕
二の腕の脂肪吸引をする場合、
腕を上げた時にポテっと垂れてくるお肉の部分、
腕の付け根を吸引します。
二の腕の脂肪吸引では、
よほど太っていない限り、
ぐるっと全周吸引することはあまりなく
半周から2/3を吸引します。
そこまで強い筋肉痛はありません。
手術後の痛みは手術翌日から現れます。
痛み止めの薬を飲めば支障がない程度です。
しかし他の部位と同じように
手術後2日、3日は激しい運動しないで
仕事をするにもデスクワークにとどめる方が良いでしょう。
手術後2日目、3日目を過ぎていくと
筋肉痛のような鈍痛はどんどん良くなっていきます。
お腹や太ももなどの広い範囲に比べると
痛みが少ないと言えるでしょう。
全身脂肪吸引は痛い
お腹、太もも、二の腕など
体のすべての部分を同時に脂肪吸引した場合は
広い範囲で痛みが2、3日あるかもしれません
お休みも無理に1日、2日だけではなく
2、3日取ることをお勧めします。
痛みは飲み薬で抑えられることも多いですが
どうしても痛みが辛い時は
痛み止めの座薬を使用することもあります。
脂肪吸引の範囲によって
痛い時期、長さは変わりますから先生とよく相談しましょう。
脂肪吸引は痛いの?まとめ
脂肪吸引の痛みは、手術中は全くありません。
静脈麻酔によって
完全に眠っていて記憶はないからです。
脂肪吸引の痛い感じは手術後から現れます。
手術当日は麻酔が効いているので
あまり感じませんが
どの部分も手術翌日から出てくると考えて下さい。
痛みの感じはチクチクというよりは
激しい筋トレした後のような
筋肉痛のずんずんとした感じです。
手術翌日を痛みのピークとして
2、3日目以降から
どんどん痛みは減っていきます。
薬を飲めば やわらぎますから、
つらいときはお薬の飲んで辛い時期を過ごしましょう。
どの部位でも2、3日後から
お仕事を始める方がいらっしゃいますので、
日常生活に大きく支障が出ることはありません。
ただし太ももやお腹腕など
一気に全身の吸引する場合は
もう少しお休みが必要です。
先生と相談しながら
ダウンタイムのスケジュールを検討しましょう。
記事著者
このページは医療に関わる専門的な内容になっていますそのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修・著者をし制作しております。
記事著者医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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