大陰唇にシワができたら考えたいコト｜銀座の美容外科・皮膚科ならルーチェクリニック

• 大陰唇のシワは加齢による老化現象が原因
• 皮膚がたるみ脂肪が委縮してシワができる
• 大陰唇のシワは大陰唇脂肪注入とたるみ取りで改善できる

あなたは大陰唇の位置やどのような部位であるかすぐに頭に思い浮かびますか。

大陰唇とは女性のデリケートゾーンにある部位で、直立して足を閉じたときに太ももと性器の間にある、すこし盛り上がりのあるふくらみ部分が大陰唇と呼ばれています。

ちなみに大陰唇の内側にあり膣を囲うようにあるひだ部分、俗にびらびらといわれる部位を小陰唇と呼びます。

大陰唇と小陰唇は、膣を包み込むようにして粘膜器官である膣や尿道の出口を大切に保護する役割をしてくれています。

大陰唇の膨らみが小陰唇をやさしく抑えこむようにして膣周辺が乾かないように湿潤環境の維持もして、あわせて外部からのショックを吸収するクッションのような役目もしてくれています。

この大陰唇も他の部位と同じように表面は皮膚で覆われ、皮下には脂肪組織があることで、ちょうど良いふくらみになっているのです。

ですので、ほかの脂肪組織が多い皮膚部位と同様に、加齢による老化現象として脂肪が減少したりすることでシワができてしまいます。

加齢による老化現象で脂肪が減ることで皮膚がたるみシワができるのは大陰唇だけに限ったことではありません。

人の身体のなかには構造上もともと脂肪が多くついていて、ふくらみがありふっくらとしている部位には胸やお尻などがあります。

これらもともと脂肪が多くついている胸やお尻も、加齢の老化現象とともに脂肪がなくなっていって、皮膚がたるんだり伸びて垂れ下がってシワが刻まれやすくなります。

大陰唇も老化により、もともと脂肪によってできていたふっくらとした膨らみが、加齢による老化現象により脂肪がなくなっていくことで、しぼんでいって平らな状態になっていきます。

一緒に皮膚もたるんで伸びてしまうためシワになってしまうというわけです。

このようにして加齢による老化現象によって大陰唇のシワが生じはじめてしまいます。

脂肪が減少してふくらみがなくなり、たるんだ平坦な皮膚は、どうしても老けた印象を与えやすくなりますので、できる限りケアしたいと考える女性が少なくないのは当然といえるでしょう。

老化による大陰唇のシワですが、婦人科形成クリニックでわりと簡単に治すことができます。

大陰唇に脂肪がたっぷりとあり、ふっくらと若々しくハリのある皮膚の状態にもどすことができるのです。

ただし、

大陰唇シワの唯一の改善治療は美容医療のみ

となります。

美容マッサージや食事やサプリメントによる経口からの治療では大陰唇のシワを治すことはできないでしょう。

ほかにはエステサロンや専用のシワ伸ばしクリーム、通販などで売上ナンバーワンなどおおげさな宣伝文句で販売されている製品や商品などでも治せることはありません。

肌のハリやみずみずしさは、身体本来の細胞組織で補完することがいちばん適しているわけですし、安心できて効果もしっかりと実感できるのは美容医療での治療のみとなります。

具体的に大陰唇のシワやたるみを無くし、本来の潤いや弾力性を自然に取り戻すためには大陰唇への脂肪注入が安全で最適な治療方法となるわけです。

もう一つ、たるんだ皮膚を切除して治療する方法もありますが、次章以降ではこの2つの美容医療による治療方法についてもう少し踏み込んだ内容でご紹介させていただきます。

加齢による老化現象によって、どうしても大陰唇の脂肪が減ることにより皮膚がたるむことで弛んでしまい伸びて垂れ下がってしまいます。

皮下にあった脂肪がふくらみやハリを維持していてくれましたが、脂肪が減る分皮膚がだぶついてしまって、どうしてもシワが刻まれてしまうのは仕方ないことであるといえます。

美容医療でのみ治療ができますが、まずはたるんだ皮膚自体を傷が目立たないように切り取ってしまい、たるみがなくなるように縫い合わせて閉じていく治療方法があります。

皮膚を切り取るため手術形式となりますが、大がかりな手術ではなく

1時間程度の短時間の小規模手術で完了

しますし、傷跡が残りにくい部位でもあるため、術後はほぼ目立たなくすることができます。

ただし、縫合といって医療用の糸を使って縫い合わせることになりますので、皮膚がきちんとくっついた段階で抜糸が必要になります。

おおよそ術後1週間ぐらいを目途に糸を抜きますが、その間はシャワーで洗ったりお薬を塗るなど、軽いダウンタイムのケアは必要となります。

ですので、大陰唇の皮膚を切り取った手術のあとは、激しいジムワークやストレッチ、ヨガやティラピスのように身体全体に負荷をかけたり縫い合わせた部位が引っ張られるような行為は控える必要があります。

手術後は一定期間のアフターケアが必要となるため日常生活には配慮が必要になりますが、一度の手術で効果を実感することができますし、余分な皮膚を切除してしまえば、その効果は数十年維持できるという大きなメリットがあります。

ですので、一生に1度の手術でも大陰唇の皮膚のたるみを治すことが可能な効果的な治療手術といえるでしょう。

大陰唇のシワ治療のもう一つの方法は大陰唇への脂肪注入となります。

皮膚上のシワが目立ってしまう理由としては、たるみのほかに脂肪がしぼんでしまうことでさらに皮膚のシワシワ目立つ原因となります。

プールや海で使う浮き輪がイメージしやすいかもしれません。

浮き輪は中に空気がたっぷり入っていれば弾力性もありハリがあってシワひとつありませんが空気を抜くとシワシワにしぼんでしまいます。

大陰唇の脂肪がなくなって皮膚がしぼんでしまうのは、これに似た状態といえます。

ですから、皮膚の下の脂肪が減ってしまった大陰唇に対しても、自分自身の脂肪を入れ直して補ってあげることで、再び弾力性とハリのある状態に戻して解決することができるわけです。

具体的な脂肪を採取する部位ですが、お腹や太ももなどの比較的ムダな脂肪がつきやすい部位から脂肪を吸引します。

吸引した脂肪には血液や死んだ細胞、採取時の麻酔薬などの不純物が混じっていますので、それらを取り除いて感染症のリスクをなくし脂肪の定着率を高くした状態の脂肪を大陰唇に注入しなおします。

身体の中で余分な脂肪がついている部位から吸引しますので、採取した分の余計な脂肪はなくなりその分少しやせることになるわけですから、一石二鳥の究極のリサイクル治療ともいえるでしょう。

ご自身の身体のなかにある脂肪の細胞組織ですから、大陰唇に脂肪注入直後からふっくらとしたハリや弾力性を実感していただくことができます。

しかも、もともとが自分の身体で生成された脂肪組織であれるため、きちんと脂肪が大陰唇に定着することで半永久的にそのままの状態で残ってくれます。

つまり、もともと体内にあった脂肪を別の部位に移したわけですので、極端な体脂肪の変化が起きるようなことがなければ半永久的にふっくらとした大陰唇を維持できるわけです。

大陰唇への脂肪注入も、比較的に身体への負担が少なくできる治療のひとつです。

ただし、注入した脂肪がきちんと新しい部位に定着するまでの1ヵ月間ぐらいは、大陰唇に圧迫を加えたり、過度なマッサージや強く押し付けたりこすったりするような激しい動きは避けるべき行為となります。

脂肪を注入した大陰唇および周辺をもみほぐしたりしてしまうと、せっかく注入した脂肪組織がきちんと定着しにくくなってしまいます。

ですので、大陰唇に脂肪注入の施術後1ヵ月間ぐらいは、安静な状態を保ってケアしてあげることが大切になります。

大陰唇のシワの原因からしわ取りの治療方法として大陰唇たるみ取りと大陰唇脂肪注入という2つの美容医療による治療方法を紹介させていただきました。

実はこの2つの治療方法のどちらかを選ばなくてはいけないということでなく、2つの治療方法の両方を組み合わせた複合治療がもっとも理想的な治療となります。

これには理由があります。大陰唇にはシワができる理由としては加齢による老化現象として皮膚のたるみと脂肪の委縮の2つの原因があるからその両方を対処することが必要となるからです。

2つの原因を個別に治療することで、それぞれの問題を解決することができるため複合的な治療によって理想的な大陰唇の状態にすることが可能になります。

どちらか片方の治療だけでも十分に治療効果を実感していただくことは可能ですが、両方の治療を一緒におこなっていただくことで、治療効果は格段に違う結果につながることになるでしょう。

治療施術自体もどちらも軽めの内容となりますし、術後のダウンタイムの期間もそれほど大きく違いがでるわけではありません。

むしろ別々に施術してしまうことによりダウンタイムは長くなってしまいますので、両方同時に治療することで1週間後の抜糸と1ヵ月程度は大陰唇を圧迫するような状況や無理に引っ張るような運動を避けるという配慮が必要になりますが、安静期間をまとめることができます。

2つの複合治療でも1時間から2時間程度の短時間の施術

となりますので、日帰りで両方の治療を終えることができます。

ですので、もしあなたが大陰唇のシワを治療したいとお考えでしたら、ぜひこの2つの治療を組み合わせてご検討いただくことをおすすめさせていただきます。

毎日人間の体組織は新陳代謝という細胞の活動を繰り返していますので、大陰唇も加齢による老化現象の影響を受けることになります。

大陰唇の老化はふっくらと盛り上がった皮膚部分がしぼんだり平らになってしまい、ハリと弾力性がなくなった皮膚は年々シワシワになっていく状態が進行します。

老化の原因は

皮膚のたるみと内部の脂肪細胞が減少することで委縮

してしまうためです。

このシワの治療は美容医療のみ可能で、たるんだ皮膚は切り取り縫い合わせて治し、脂肪が委縮してしぼんでしまった状態はお腹やふとももなどの余分な脂肪を吸引して注入し直すことで治します。

2つの治療によりそれぞれの老化によって引き起こされる問題を解決することは可能で、ふくらみとハリのある、皮膚の弾力性が感じられる大陰唇に戻すことができますし、施術後すぐにその効果を実感できます。

どちらの治療も極端な体質変化がないかぎり数十年間は効果が維持できるので、1度治療を受けてしまえば、そのあとはほぼ一生治療を受けなくても大丈夫な改善方法であるともいえるでしょう。

当ルーチェクリニックでは女性のデリケートゾーンの臨床経験豊富な女性医師が在籍しておりますし、大陰唇たるみ取りと脂肪注入のどちらも専門分野としての美容医療対応ができますので、ぜひご安心してご相談してみてくださいね。

このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会（JSPRS）専門医、日本美容外科学会（JSAPS）正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。

記事総監修医師：加藤晴之輔