膣の老化
ちょっと衝撃的ですが、膣も老化する!!ことをご存知ですか!?
全身どこでも年齢を重ねるにつれて、たるんだり、乾燥したり、様々な不調や見た目の変化がおこります。
もちろん膣も例外ではありません。
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膣の老化による膣萎縮
加齢や閉経によって女性ホルモンが減ると、膣は弾力を失い、うすくペラペラになります。
さらに老化が進むとカチカチにかたく、萎縮(いしゅく)してしまいます。この膣が老化した状態を膣萎縮(ちついしゅく)と呼びます。
膣萎縮がおこると、乾燥・痛み・性交痛の原因となります。
また女性ホルモンが減ると、膣の中の善玉菌がへり、悪玉菌やカビがふえることで、においや痒み、炎症の原因になります。
出産・老化による尿漏れ
また出産や加齢によって、膀胱や膣を支える筋肉が弱まると尿漏れ、子宮下垂や子宮脱がおこります。
最近ではこれらの閉経や加齢に伴ってあらわれる女性を悩ます不快な症状をまとめて、閉経後性器尿路症候群(genitourinary syndrome of menopose:GSM)と呼び、国内外で大注目されています。
あなたは大丈夫!?セルフチェックで膣の老化をチェック!
膣の老化は、症状が進むと膣萎縮(ちついしゅく)、性交痛、出血、痒み、乾燥、焼けるような痛み(灼熱感:しゃくねつかん)、膣のゆるみ、においなどの不快な症状を引き起こします。
私は大丈夫かしら?!という方には、下記の簡単なセルフチェックをしてみてくださいね!
- 外陰部や膣が乾燥しますか?
- 性交痛はありますか?
- 尿漏れはありますか?
- 膣の下垂感はありますか?
一つでも当てはまれば、膣が老化している可能性が高いです。
これ以上老化しないためにも、膣の老化を予防するためのセルフケアをおすすめします!
膣の老化の予防とセルフケア
膣の老化の予防には、「適度な運動」「おなかを冷やさない」「女性ホルモンが多く含まれる食材を多く食べる」ことが効果的と考えられます。
適度な運動、骨盤周りを温めることで血行や代謝をよくし、細胞が活性化することで膣の老化予防が期待できます!
膣老化予防の食べ物
女性ホルモンに似た働きをもつ食材として大豆やナッツなどがあります。
これらの食材を積極的にとることで閉経やホルモンが減ることでおこる症状がおさえられる可能性があります。
膣老化を進行させてしまうもの
たばこは控えたほうがよいでしょう。毛細血管がしまり、血行が悪くなります。
冷えも血行を悪くしますので、おすすめできません。
膣老化に効く「骨盤底筋筋トレ」!
膣のゆるみの予防・改善には筋トレもおすすめです!!どんな筋肉も使わないとどんどん衰えてしまいます。
骨盤底筋の筋トレ=「骨盤底筋体操(こつばんていきんたいそう)」がおすすめ。
すきま時間でできる、とっても簡単な運動です。
ケーゲル体操:骨盤底筋体操(こつばんていきんたいそう)
本日は膣の老化予防するとっても簡単な骨盤底筋の筋トレ=「骨盤底筋体操(こつばんていきんたいそう)(別名:ケーゲル体操)」をご紹介します。
この運動はもともと尿漏れの方のために開発されたのですが、膣の老化予防にも効果的です!
- 仰向けになって膝を曲げて足をたてます。
- 肛門と膣を引き上げるようにギュッと5秒ほど締める(トイレをがまんする感覚で)
- ゆっくりと5秒かけて力をゆるめるを10回ほど繰り返します。
運動中はゆっくりと呼吸して、息をとめないようにしましょう。10回を1セットとして、1日5セット毎日おこないます。
慣れてきたら、座ったまま、四つんばい、立って机に手をついて、など他の姿勢でもトライしてみましょう。
自分のペースで回数も増やしていきます。2ヵ月ほどで少しずつ効果がみられてきます。
どんな筋肉も使わないとどんどん衰えてしまいます。骨盤底筋の筋トレ、ぜひ習慣にしてください。
膣の老化を予防・改善するクリニックでのレーザー治療
膣老化にはレーザー治療が有効です。クリニックで受けることができます。
最近はお悩みを解決したい女性の皆様からの注目が集まっています。
膣萎縮に伴う性交痛や乾燥、尿漏れには、最先端のレーザー治療がおすすめです。
特殊な高周波や炭酸ガスレーザーをあてることで膣の若返りをうながし、症状を改善します。
婦人科形成のレーザー治療はどのようなもの?
レーザー治療中は痛みは全くなく、ほとんど方が1回の治療で効果を実感されます。
尿道を支える組織にも作用しますので、軽い尿漏れにも効果的です。
治療は月に1回のペースで、まずは2-3回治療します。
その後は、メンテナンスとして半年から一年後に1回の治療をおすすめしています。
萎縮が進んで膣がカチカチになってからでは、治療に時間も費用もかかります。
膣老化と婦人科形成レーザーまとめ
婦人科に関わるお悩みはなかなか人に話せないものです。泌尿器科に行って男性医師に相談するもの恥ずかしい、、。
最近は女性医師が対応する婦人科形成クリニックでも相談ができます。
治療も手術ではなく、体への負担が少ないレーザー治療ができるようになりました。
少しでも気になる方は、医療機関に相談されることをおすすめします。
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婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
2005年 筑波大学医学部卒業
2007年 東京大学形成外科
2014年 日本医科大学形成外科 助教
2017年 日本医科大学形成外科 講師
2019年 ルーチェクリニック銀座院
資格
東京大学大学院医学博士
日本形成外科学会専門医
日本創傷治癒学会 評議員
日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
佐野 仁美
堀口 舞
記事監修
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を
有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
<総院長略歴>
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
<代表的な資格>
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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