デリケートゾーンにもニキビができる
生理前や疲れた時、寝不足などで免疫力が下がっている時、脱毛後などにデリケートゾーンがポチッと赤く腫れて痛くなる方、ニキビや毛嚢炎の可能性があります。
顔や背中にニキビができることは有名ですが、実はデリケートゾーンもニキビや毛嚢炎がとてもできやすい場所の1つです。
さまざまな治療法がありますが、ご自身の症状にあった治療法を選ぶことが大切です。
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デリケートゾーンのニキビ治療
デリケートゾーンにできたニキビ対するニキビ治療は次のようなものがあります。
- 抗生剤
- ビタミン
- 便秘薬
- ピル
- ピーリング
- 高周波レーザー
- 手術
それぞれ解説していきましょう。
抗生剤の塗り薬や飲み薬
特に生理前や疲れて免疫力が落ちているときは皮膚が敏感に感染しやすくなります。
抗生剤を飲んだり、塗ったりすることで細菌の増殖を抑え、赤みや痛みを改善します。効果的な治療ですが、根本的な治療ではなく、症状が出るたびに用いる必要があります。
また抗生剤を飲みすぎると腸管の細菌叢がみだれて下痢をしたり、だんだん効きにくくなることもあります。
ビタミン剤やビタミン注射、ビタミン点滴
不摂生やアルコール、タバコ、食生活の偏りでビタミンが不足すると、肌荒れやニキビの原因となります。
ビタミン剤の内服や注射、点滴がおすすめです。
便秘薬、整腸剤
便秘はニキビの大敵。
腸内環境が悪いと肌荒れやニキビの原因となります。
症状に合わせて便秘薬や整腸剤などの飲み薬を用います。
ピル
ホルモンバランスの変化により、ニキビが悪化する場合は、ホルモンバランスを整えるために低容量ピル、超低容量ピルを飲む場合があります。
効果的な方法ですが、妊娠ができない、ピルをやめた途端に悪化することがありますので、注意が必要です。
ピーリング
表面の角質を溶かすことで、皮脂や毛穴のつまりを取り除く治療です。
全体のお肌のトーンも明るくしてくれますので黒ずみも気になる!という方にはおすすめです。
最初は2週間に1回。落ち着いてきたら、1ヶ月に1回定期的に行うことで良い状態に保つことができます。
高周波レーザー
アグネスは、高周波が流れる針を、病変に刺して、高周波で破壊する治療です。
なんども赤く炎症を繰り返す場合には、この治療法がおすすめです。本当に画期的で効果的です。
細い針を刺すので手術のように傷痕にもなりませんし、根本から治す治療のため、治療が終われば再発することもほとんどありません。
手術
何度も繰り返す場合は、手術で切ってとってしまうのもとても効果的です。
しかし安易に手術をすると、部位によっては手術後の傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドといって、傷跡が盛り上がって目立つ、かゆみや痛みを生じることもあり、専門的な知識のある医療機関での治療を受けた方がよいでしょう。
また数が多い場合や毎回違う部位が赤く腫れる場合も他の治療がおすすめです。
デリケートゾーンにできるニキビのまとめ
お顔にできるニキビも気になりますが、デリケートゾーンにできるニキビも気になりますよね。
ニキビは頻繁にできてしまうと黒ずみやの赤み、くぼみなどのニキビ跡にもなってしまいます。
早めのケアで綺麗なデリケートゾーンを保ちましょう。
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婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
2005年 筑波大学医学部卒業
2007年 東京大学形成外科
2014年 日本医科大学形成外科 助教
2017年 日本医科大学形成外科 講師
2019年 ルーチェクリニック銀座院
資格
東京大学大学院医学博士
日本形成外科学会専門医
日本創傷治癒学会 評議員
日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
佐野 仁美
堀口 舞
記事監修
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を
有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
<総院長略歴>
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
<代表的な資格>
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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