ヒアルロン酸豊胸はしこりができてしまうものなの？｜銀座の美容外科・皮膚科ならルーチェクリニック

ヒアルロン酸豊胸のしこりのポイント

• ヒアルロン酸豊胸は吸収されるので、バストは小さくなる
• 正しい方法でないとヒアルロン酸がしこりになることがある
• ヒアルロン酸のしこりを取るには、注射か手術になってしまう

 

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ヒアルロン酸豊胸とは？

バストアップをするための

豊胸手術には大きく3つの方法

があります。

• シリコンバッグ豊胸
• ヒアルロン酸豊胸
• 豊胸脂肪豊胸

です。

それぞれバストアップするために

バストに入れるものが違う

というわけです。

シリコンバッグを入れるか

ヒアルロン酸を入れるか

自分自身の脂肪を入れるか

という方法の違いです。

この中でヒアルロン酸による

豊胸手術は他のものに

比べるとダウンタイムが

最も少ないバストアップ方法

といえます。

ヒアルロン酸はもともと肌や

筋肉、関節など体内に

存在する成分です。

このヒアルロン酸のみを

注入製剤とし、

これをバストに入れる

という方法です。

ヒアルロン酸自体は人体の中に

もともと存在するものですから、

完全な異物というわけでは

ありません。

このヒアルロン酸を注入することで

バストアップができます。

ヒアルロン酸自体は注入製剤として

既にあるものなので、

脂肪豊胸のように

自分自身の身体から脂肪吸引で

脂肪を取ってくるという

必要はありません。

また注入も、比較的他の方法に比べると

切開も最小限で行うことが

できるのでダウンタイムも少ない

負担の軽い治療と言えます。

ただしデメリットとして

ヒアルロン酸は吸収されて

なくなってしまいます。

大きくなったバストでも

早ければ半年、

長くても1,2年で

どんどんしぼんでいってしまいます。

体感としては元に戻ってしまった

という声もよく聞きます。

ヒアルロン酸はなくなってしまうものなので

それが大きなデメリットです。

 

ヒアルロン酸豊胸ってしこりになるの？

ヒアルロン酸による豊胸手術は

やがてなくなるものと

説明しました。

しかしヒアルロン酸の注入方法が

正しく行われていない場合や

ヒアルロン酸が注入される

位置が正しくない場合は

しこりとして長期にわたり

残ってしまうことがあります。

例えば細身の人が無理やり

ヒアルロン酸で

かなりバストを

大きくしようとした場合、

ヒアルロン酸がどうしても

皮膚の浅いところに

広がってしまいます。

そのような場合はヒアルロン酸を

皮膚の上からふれてしまうのです。

またヒアルロン酸が吸収されて

なくならずに、部分的に

自分自身のコラーゲンの膜で

覆われてしまうと

そこからヒアルロン酸は

吸収されにくくなってしまいます。

そのままコラーゲンの膜は

厚くなっていき、やがて

石灰化といって石のように

硬くなっていきいきます。

こうなってしまうと、

やはり皮膚の表面から、

しこりのように触れてしまいます。

 

ヒアルロン酸豊胸でしこりになったら、もう消えない

ヒアルロン酸による豊胸手術で

しこりができた場合、

自然に放置しても

なかなか消えることはありません。

10年20年という単位であれば

徐々に小さくなる可能性がありますが、

基本的にはひとたびしこりに

なってしまうと

そのままずっと

触れてしまうことが多いです。

長期的には徐々に小さくなる

ケースもありますが、

ヒアルロン酸組織がやがて

不安定な組織に

置き換わっていったり、

線維組織と言って硬い組織に

置き換わってしますと

なくなることはありません。

このように長期的にみると

しこりが取れにくい状態に

なってしまいます。

しこりをどうしてもとりたい場合は

しこりを除去する治療が

必要となってしまいます。

 

ヒアルロン酸豊胸のしこりを除去する方法

ヒアルロン酸豊胸手術で

しこりになってしまった場合

しこり除去の方法には

大きく3つの方法が

あります。

残念ながら自然に待っていて

しこりがなくなることは

可能性としてはかなり低いでしょう。

しこり除去の方法の一つとしては

ヒアルロン酸を溶かす、

注射を打つことです。

ヒアルロン酸による豊胸手術をして

1年経たない程度、

また時間がさほど経っていない場合は

ヒアルロン酸を溶かす成分があります。

ヒアルロニダーゼという注射を打てば

ヒアルロン酸を溶かすことができます。

ヒアルロン酸が

溶けて吸収されていき

しこりは消えてなくなります。

もし1年以上経過していて

ヒアルロン酸が硬い組織に

置き換わっている場合は

ステロイドの注射を打ちます。

ステロイド注射を打つことで

柔らかくなっていきます。

このような注射による方法でも

取れない場合は、

皮膚を切開して

しこりを除去するしかありません。

バストに傷がつくので

皮膚切開による除去は

行われることは少ないですが、

注射で対応できない場合は

傷跡が残る方法になってしまいます。

 

ヒアルロン酸豊胸のしこりのまとめ

ヒアルロン酸豊胸は

確立された方法です。

安全性も高い方法です。

しかし、正しい方法で

正しい部位に行われなければ、

しこりができてしまう可能性があります。

このしこりは皮膚の表面から、

コリコリと硬い異物のように

触れてしまいます。

しこりを取り除く方法は、

注射をしたり、手術によってでしか

取ることができません。

自然に放置してなくなることは

可能性は低いです。

また、しこりができないよう

正しく注入されても

ヒアルロン酸は吸収され、

なくなってしまうものなので

バストサイズは元に戻ってしまいます。

バストは元に戻ってしこりだけ残るという

最悪な結果になってしまう

可能性もなくはないのです。

豊胸手術はヒアルロン酸豊胸以外にも、

シリコンバッグ豊胸や脂肪豊胸があります。

吸収されない、

触っても自然異物感がない、

最もおすすめの豊胸は

自分自身の脂肪を使った

脂肪豊胸です。

脂肪による豊胸であれば

見た目にも自然にバレずに

ふわふわバストアップになりますから、

脂肪豊胸も一つの選択肢に

加えてみてはいかがでしょうか。

 

記事著者

このページは医療に関わる専門的な内容になっています

そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、

日本形成外科学会（JSPRS）専門医、

日本美容外科学会（JSAPS）正会員を有する

ルーチェクリニック医師陣が監修・著者をし制作しております。

記事著者医師：加藤晴之輔　

　　　

 

総院長略歴

• 岐阜大学医学部卒
• 東京大学大学院医学博士
• 医療法人社団光美会　理事長
• ルーチェクリニック　総院長
• 自治医科大学形成外科非常勤講師

 

代表的な資格

• 日本形成外科学会専門医　専門医一覧
• 日本美容外科学会正会員　名医を探そう
• 日本美容外科学会評議員　評議員一覧
• 国際美容外科学会正会員　Find a surgeon
• 日本再生医療学会会員
• アメリカ形成外科学会正会員

 

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