脂肪豊胸の痛みで知っておきたいポイント
- 脂肪豊胸の脂肪注入後にはバストに痛みでなくハリ感がでます
- 脂肪豊胸で脂肪を採取した吸引部分の鈍痛はおよそ1週間程度です
- 脂肪吸引部分の鈍痛も痛み止めで問題なく対処できます
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脂肪豊胸の痛みの考え方
美容整形による脂肪豊胸とは、患者さまご自身のからだの余分な脂肪を採取して胸部に注入し直すことでバストアップさせる手術のことです。
人の脂肪細胞を再利用しますが、本人以外の他人の脂肪を使用することはできないという条件があります。
拒否反応やアレルギー、定着率からなどいくつかの要因から自分自身の脂肪細胞を使用する必要があります。
脂肪の採取は、具体的には脂肪が多めについている他の部位から採取する吸引手術を行います。
ですので、脂肪豊胸の治療においては、バストアップをするために脂肪を注入する胸の手術の痛みと、脂肪を採取するための吸引する部位の手術の痛みについて考慮しておいていただく必要があります。
さらに、手術中の痛みや手術後やダウンタイム期間の痛みについても分けて考えておく必要がございます。
次の章からは、脂肪豊胸で生じるそれぞれの痛みと対処方法についてご案内させていただきます。
脂肪豊胸の手術中の痛み
クリニックでの手術というだけで、出血もあるしなんだか痛いというイメージが先行したり連想されてしまうかもしれません。
ですが、脂肪豊胸手術の場合であっても、麻酔によりしっかりと痛みを感じない睡眠状態で進めていきますので、実際には痛みを感じることはなく手術時の記憶もない状態で治療することができます。
使用する医療麻酔は、静脈注射による局所麻酔か全身麻酔で豊胸手術をおこないます。
どちらの場合でも、深い眠りに誘導されていきますと医師から説明をされているうちにゆるやかに痛みを感じない状態で眠ってしまいます。
手術時間を想定した分量の麻酔薬が投与されますので、再度わかりますかと医師に声をかけられて意識が戻る頃には手術は終了していて、『眠りから目覚めたときには手術が終わっていた』という感覚になる方がほとんどです。
脂肪豊胸の手術であっても、麻酔で痛みを感じない状態で眠っている間に終了しますので、痛みだけでなく不安などの記憶も感じることなく、とても楽なお気持ちのまま手術を終えることができます。
ですので、痛みについて考慮が必要なのは手術時ではなく、むしろ脂肪豊胸手術が終わったあとの痛みについて考える必要があるといえます。
脂肪豊胸での脂肪吸引部の痛み
脂肪豊胸手術では、バストアップする胸の部分の手術だけでなく、バストに注入するための脂肪を自分自身の他の部位から吸引して採取する必要があります。
一般的によくご質問いただくのが、注射器で脂肪を吸い取るのかということですが、じつは脂肪は注射器で吸い出しができるような組織細胞ではありません。
専用の医療機器であるカニューレというストローような細い管状の機器を使用して脂肪を採取します。
注射針のように先が尖っていてそのまま皮膚にプスっと刺しいれることができませんので、カニューレを挿入するために皮膚を5ミリぐらい切開します。
皮膚の切開した箇所からカニューレを挿入して、掃除機みたいな要領で余分な脂肪細胞を吸い出していきます。
脂肪がつきやすい身体の部位としては、たとえばお腹周りがありますが脂肪豊胸で再利用する場合にはお腹全体から脂肪を吸引します。
そのほかおへそ周りや足の付け根周辺、胸のやや下の方からも脂肪採取はできます。
お腹の他には太もも周辺も脂肪がつきやすいので、太ももから採取する場合は太もも全体から脂肪を吸引します。
足の付け根周辺やお尻と太もものちょうど境目あたりを小さく切開して、カニューレを挿入して脂肪を吸い出していきます。
脂肪吸引手術時にも麻酔を使用しますので、術中に痛みを感じることはありませんが、術後のダウンタイム期には鈍い筋肉痛のような重ための痛みが生じます。
体質にもよりますが、チクチクしたりズキズキするようなするどい刺激的な痛みではなく、どちらかといえばズーンとするような重たい鈍痛が数日続くことがあります。
とくに吸引手術の翌日に鈍痛のピークが訪れます。筋肉痛のように部位周辺に鈍痛が感じられますが、こちらは痛み止めを服用いただくことで日常生活を痛みを気にせずに過ごしていただけます。
軽めの日常の行動であれば、家事やデスクワークぐらいの肉体への負荷がかかりにくい行為はできますし、個人差や体質はありますが人によっては翌日からいつも通り出勤してお仕事をされてる女性もいらっしゃいます。
ですが、医療機関での手術となりますので、多くの場合は手術当日だけでなく、翌日以降も大事をとってお休みされる女性が多いのが実情です。
手術翌日の痛みのピークを越えると、翌日以降は筋肉痛に似た鈍い痛みがどんどん軽くなっていきます。
この鈍痛も、特に痛みを感じやすいのは
術後翌日から2~3日程度の短い期間
でしす、1週間も経過するとほとんどの女性は痛みが楽に感じられるようになります。
痛みがおさまってきた翌週以降は、あともう一週間程度かるい違和感が残る程度です。
ほとんどの女性の場合は、痛み止めを飲んでいただくことで、皆さんほぼ問題なく術後の生活を痛みを意識することなく過ごされています。
ですので、お腹の余分な脂肪の吸引手術をした翌日以降は、お腹全体に筋肉痛のような鈍い痛みを感じることになります。
たとえば、横になって身体を起こすときや荷物を持ち上げるときなど、腹筋や背筋を使う動きをするときに鈍痛を感じやすくなります。
もしそれが、太ももから余分な脂肪を吸引手術した場合には、階段の上り下りや立ち上ったり座ったりするとき、自転車を漕ぐときなどのようなももの筋肉をつかう際に筋肉痛のような重くて鈍い痛みを手術翌日から感じるようになります。
痛み止めを服用いただくことで痛みを感じにくくすることはできますが、もしもあなたのお仕事や生活上で身体をよく動かすようなことが予想される場合は、手術日や術後のお休みなど余裕をもったスケジュールを立てておくことがおすすめされます。
このように脂肪吸引をともなう脂肪豊胸の手術後の痛みというのは、脂肪を注入してバストアップした胸の部分よりも、脂肪を採取した脂肪吸引部位のほうが生じやすいといえます。
いずれにしましても、これらの鈍痛はすべて痛み止めで解消できる痛みになりますので、日常生活に大きな支障ができることがありません。
痛みがひどくて、日常の行動ができなくなるとか起き上がることができないほど痛みがひどくなるということもありませんので、基本的にご安心いただいて大丈夫です。
脂肪豊胸で脂肪注入したバストの痛み
脂肪吸引をした部位は、術後の翌日以降の2~3日は鈍痛のピークがあることを前の章でご案内させていただきました。
それなら、採取した脂肪細胞を注入した胸の部分の痛みはどのぐらいであるかということはとても気になるところです。
ところが、実際に採取した脂肪を注入したバスト部においては痛みがほとんどありません。
痛みはさほどありませんが、脂肪注入により胸の大きさが急に大きくなるため、皮膚が引っ張られてバストに張りを感じることになります。
ですので、脂肪注入による豊胸ではバストに痛みを感じるというよりは、もともとの皮膚組織が膨らんだ胸の大きさによってひっぱられるのでハリ感が生じてきます。
そのほか、脂肪豊胸であれば、ヒアルロン酸注射やシリコンバッグによる豊胸治療よりも痛みは少ない治療となります。
シリコンバッグ豊胸の場合は、やはりシリコン素材を胸の中にいれるために最低5センチほどの切開手術が必要になります。
手術条件によっては10センチ大の切開手術をしますので、そのような場合はかなり大きな痛みが伴うことになります。
さらにシリコンバッグを挿入するためのスペースをバスト内につくる必要がありますので、筋肉などを切り離したりして空間を確保するための切開を行います。
豊胸手術のなかでもシリコンバッグ豊胸はこのような手術が必要になるため、いちばん痛みが強く、かなりの痛みをともなう手術となります。
脂肪注入による豊胸であれば、痛みよりも胸が引っ張られるようなハリ感程度ですみますから、日常生活にもおおきな影響が生じにくいといえます。
脂肪豊胸での痛みに関するまとめ
脂肪注入による豊胸手術でともなう心配な痛みですが、実際には採取した脂肪を注入するバストの痛みはあまりなく、注入するための脂肪を吸引した部位の術後に生じる鈍い痛みのほうを考慮する必要がありそうです。
脂肪吸引をした部位とその周辺組織に、術後翌日から筋肉痛のような重たくて鈍い痛みのピークが1~2日間ぐらい訪れ、1週間ほどである程度おさまり、さらに翌週から1週間程度は違和感を感じるとお考えください。
ただ重たい筋肉痛のような痛みといっても、一日中安静にして寝ていなければならないとか、日常の行動ができなくなるほどひどい鈍痛ではありませんし、適度な家事やデスクワーク程度の日常生活の範囲のことはできます。
またクリニックは医療機関ですので、効き目の高い飲み薬の痛み止めを処方させていただくことができますので、用法容量をきちんと守って服用していただければ、痛みはかなり軽減できますし、激しく身体を動かしたり筋肉に大きな負荷をかけない限り、術後翌日から一般的な日常生活をおくることは可能です。
このように脂肪豊胸手術は、多くの方が想像するよりもはるかに痛みを抑えて治療することができますので、ご不安な点があればお気軽にクリニックにお問合せしてみてください。
担当医師
略歴
- 2006年
- 大阪市立大学医学部卒
- 2006年
- 沖縄県立中部病院 初期研修
- 2008年
- 東京大学附属病院形成外科美容外科
- 2014年
- 東京大学大学院医学系研究科形成外科講座 博士課程修了
資格
- 日本形成外科学会正会員
- 日本再生医療学会正会員
記事監修医師
このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
お問い合わせ・ご予約
ルーチェクリニックではカウンセリング料、診察料、再診料などは頂いておりません。お話だけならお金はかかりません。
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