アクアリフト豊胸のチェックポイント
- アクアリフト豊胸は避けるべき重大リスクがあります
- アクアリフト豊胸には異物のポリアミドが使用されます
- アクアリフトは生理食塩水で溶けずバストを傷つけしこりとなるため除去が必須となります
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アクアリフト豊胸について知っておくべきこと
豊胸の方法はいくつかありますが、現在においてアクアリフト豊胸手術はほとんど行われていません。
なぜなら、アクアリフトは完全な異物をバストに注入するためです。
アクアリフトの説明文書によれば、成分は98%の水分と
2%の合成高分子化合物の一種であるポリアミド
で構成されています。
しかし、ポリアミドという成分は繊維やプラスティックに利用される化合物であるため人体にとっては異物として扱われ、発がん性も指摘されている成分です。
実際に30~40年前には胸にこの異物を大量に注入された患者が多数おり、その10年後には異物を取り除く手術が激増するような現象がおきたほどです。
アクアリフトは異物であるため多くの合併症を引き起こす原因ともされていますが、治療から数十年後にはこのネガティブな事実は忘れ去られたためか、印象をより良く見せかけた製品として再登場させて流通していることがあります。
もちろん、たった2%であったとしても体内にとっては異物であることに違いはありません。
さらに最悪と評するにふさわしく、アクアリフトは「生理食塩水を加えることで分解できるため安心」と宣伝広告されていますが、これはまったくのデタラメであり、生理食塩水で分解できる異物ではありません。
このような身体に異変を生じさせる可能性の高い異物による豊胸手術は、絶対に避けるべきです。
しかしながら、ごく一部のクリニックでは今でもこの治療方法で施術しており、宣伝広告もしているため、むやみにアクアリフトによる豊胸手術が広がってしまうことが実情としてあります。
アクアリフト豊胸が失敗したときの状態について
アクアリフト豊胸に失敗することが多い理由は、注入された異物が体内で隔離され”しこり”となるためです。
人間の体内では異物を排除するためにコラーゲンの膜がつくられます。ですので、体内に入り込んだ異物は炎症反応を引き起こし、コラーゲンの膜はどんどん厚くなって硬くなっていきます。
この硬化した膜が、バスト表面から触れるとしこりのように感じられます。
特にもともとのバストサイズが小さい人ほど、よりしこりが目立ちやすい傾向がありますが、おおきいバストサイズの女性であっても、実際に触れてみると内側にゴリゴリとした違和感を感じることがあります。
さらに、バストの形が変形してしまうこともあります。
異物が体内に入り込むとしこりがつくられやすく、もともと形が良かったバストであっても、形が歪んでしまうことがあります。
そして、手術直後は形が整って見えていても、異物が胸の中で移動してのバストの変形を引き起こす事例なども報告されています。
このように、アクアリフト豊胸は炎症反応を引き起こす異物を体内に注入する手術のため失敗する症例が多いのが特徴です。
アクアリフト豊胸でのしこりの実情について
アクアリフト豊胸により生じるしこりは、主に合成樹脂の一種である
ポリアミド本体とそれに伴う炎症反応で生じる異物肉芽腫(いぶつにくがしゅ)
から構成されます。
ポリアミドが体内に注入されることで強い炎症反応を引き起こし、異物周囲にはコラーゲンの膜ができてその膜が厚く硬くなっていきます。
この膜の中では、異物がそのままの状態の場合もあれば、炎症反応によって生じる異常組織である肉芽腫ができていることもあります。
さらに良くないことに、アクアリフトは生理食塩水で溶かせると宣伝広告されているケースがありますが、これは明らかに誤った情報といえます。
アクアリフトは生理食塩水を加えたとしても、異物として分解されることはあり得ません。
さらに、このような異物から生じるしこりは、自然に体内で消えていくようなことはありません。
もしどうしても取り除きたい場合には、バストを切開手術して取り除く方法しかありません。
アクアリフト豊胸の効果が持続する期間について
アクアリフト豊胸は、
合成樹脂の一種であるポリアミドの異物注入による豊胸方法
となります。
人の身体に本来ない異物であるため半永久的に残ってしまうといえるでしょう。
現在アクアリフト豊胸を実施しているクリニックの情報によると、豊胸効果は5年から10年の持続期間があるとされています。
しかし、重要な問題はバストアップの持続期間ではなく、数多く報告される失敗症例にほかなりません。
仮にバストアップを長く維持できたとしても、アクアリフト豊胸手術では触ると硬くなったり、しこりができたり、変形したバストになったりと、持続期間のメリットを大きく上回るたくさんのデメリットがあります。
これらいくつものデメリットが生じる豊胸手術で苦しむ患者さまがすこしでも減るように、豊胸方法を慎重にご判断いただく必要があるといえるでしょう。
だからこそ失敗しない、デメリットが限りなくゼロの豊胸手術が重要であり、どの豊胸手術を受けるかが大切になっております。
アクアリフト豊胸のしこり除去方法について
前章までは、アクアリフト豊胸のリスクやデメリットなどについてご紹介させていただきました。
この章では、もし実際にアクアリフト豊胸で、しこりができたり、バストが変形したり、硬くなったりした場合などのトラブルが生じた際に、きちんとしこりを除去する方法があるのかについてご説明させていただきます。
材料であるポリアミドの製造メーカーやアクアリフト豊胸をまだ施術しているクリニックでは、しこりは生理食塩水で分解できると案内しておりますが、どれだけ大量に生理食塩水を注入したとしても、アクアリフトで生じたしこりをなくすことはできません。
取り除くためには、結局のところバストを切開手術してアクアリフトを直接除去するしか方法はありません。
さらに良くないケースとして、しこりの位置によっては術後の傷が目立つ部分を切開して除去しなければならないこともありますので、さらに注意が必要となります。
たとえ最小限におさえた傷跡で除去できたとしても、たいせつな胸部に半永久的に傷跡が残ることは避けられないかもしれません。
アクアリフト豊胸モニター募集に惑わされないように注意
まず初めに、とても良い条件のアクアリフト豊胸のモニター募集を見かけたとしても、決して応募してはいけません。
たとえ手術費用が安くても、アクアリフトは体内にもともと存在しない異物を注入する手術であり、うまく成功したとしても、変形やしこり、炎症などのデメリットが複数あり、もっとも良くないケースとして想定されるのは、たいせつな胸部に傷をつけて摘出しなければならないこともあります。
ポリアミドという異物を注入する豊胸手術は失敗する可能性がたかく失敗症例の報告も少なくないため、万一失敗してしまった場合、きちんと保証されない場合が大半ですので、術後の経過によっては後悔して精神的に苦しむことになるかもしれません。
ですので、アクアリフト豊胸のお得なモニター募集があったとしても、決して惑わされて応募してはいけないといえるでしょう。
アクアリフト豊胸手術に関するまとめ
アクアリフトは異物を体内に注入する豊胸手術ですが、実際には長期間持続するわけではなく、さらには生理食塩水で分解されるという主張も根拠が乏しいとされています。
また、しこりや変形のリスクがあり、過去には多くの患者さんが苦しんできましたし、除去手術の症例報告も少なくありません。
実際、これらの問題を解消するためにアクアリフト豊胸を宣伝していたクリニックが手術を対応しなくなるケースも出ています。
歴史的にみても、異物を使用した豊胸手術には多くの合併症が報告されており、安全性に問題があることが明らかになっています。
アクアリフトのように、たとえ1から2%のごくわずかな成分含有量であっても、異物を体内に注入することやリスクが生じることに変わりはありません。
ですが、自分自身の脂肪を採取して注入しなおす豊胸手術であれば、免疫反応もなくナチュラルなバストの見た目や触感が得られ、自然なバストアップが期待できますし、なによりリスクも少なく安心していただけます。
ですので、豊胸手術の値段や目新しさに惑わされずに、ナチュラルかつ安全にできる自分自身に合った方法を選ぶことが大切です。
そして、アクアリフト豊胸は安全面でもリスクが大きくバストの形が変わりやすいデメリットを考えると、決して受けるべきではない豊胸手術といえるでしょう。
担当医師
略歴
- 2006年
- 大阪市立大学医学部卒
- 2006年
- 沖縄県立中部病院 初期研修
- 2008年
- 東京大学附属病院形成外科美容外科
- 2014年
- 東京大学大学院医学系研究科形成外科講座 博士課程修了
資格
- 日本形成外科学会正会員
- 日本再生医療学会正会員
略歴
- 2006年
- 岡山大学医学部医学科卒業
- 2008年
- 広島市立広島市民病院 初期臨床研修修了
- 2012年
- 湘南鎌倉総合病院外科(SSA)
- 2014年
- 杏林大学医学部 形成外科
- 2016年
- 東京大学医学部 形成外科
- 2017年
- 国保旭中央病院 形成外科医長
- 2019年
- ルーチェクリニック銀座院
資格
- 2014年
- 日本外科学会専門医取得
- 2019年
- 日本形成外科学会専門医
所属学会
- 日本外科学会
- 日本臨床外科学会
- 日本形成外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
記事監修医師
このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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