ピコレーザーでのタトゥー除去の痛み
「レーザー痛いですか?」よく聞かれる質問です。患者様が皆様共通しておっしゃる感想は、「タトゥーを入れた時より痛い。」です。ゴムを強めに引っ張ってパチンと当たる感覚です。それが連続でくるイメージです。
ピコレーザーの痛みは従来レーザーの約5分の1
ピコレーザー(エンライトン)はアメリカでいうところの厚生労働省すなわちFDAの認可があります。FDAに申請を出した際、ピコレーザーは従来のQスイッチレーザーの約5分の1程度の痛みである、というデータを出しています。
古いレーザーより痛みが少ないようです。しかしQスイッチレーザーでの治療経験がなく、初めてピコレーザーを受ける患者様にとってはやはりそれなりに痛みがあると言えます。
痛みを減らすために、ルーチェクリニックでは複数の麻酔を準備しております。
ルーチェクリニックで扱う4つの麻酔
私たちは痛みを極力減らす取り組みをしています。痛みを減らす、こだわりの麻酔をご説明致します。
冷却麻酔
「クーリング」とも呼ばれます。保冷剤を皮膚にあてます。冷えて感覚が鈍くなったところでピコレーザーをあてます。タトゥーが小さい時などに行います。痛みはある程度感じます。
麻酔クリーム
麻酔成分があるクリームを塗ってからレーザーを照射します。クリームを塗って30分程度お待ち頂きます。残念ながら麻酔クリームはさほど効かないのでほとんど行っておりません。
局麻麻酔
注射の麻酔です。一番多い麻酔です。痛みはかなりなくなります。範囲が大きい時に行います。面積が大きい場合は1回チクッとするだけではなく、何回かチクチクします。次第に痛みはなくなります。
笑気麻酔
ガスの麻酔です。医療用のガスを吸入することで鎮痛効果が得られます。お酒を飲んだ時のように少しふわふわした感じになります。笑気ガスを止めればすぐに元に戻ります。気持ち悪くなることもありません。
局所麻酔+笑気麻酔
局所麻酔と笑気麻酔を組み合わせることで痛みを更に和らげます。注射の痛みが心配な場合、笑気麻酔をまず行います。笑気ガスの鎮痛効果が効いてきたところで注射をします。更に笑気ガスを吸ったままピコレーザーを照射することで痛みを最小限に抑えたまま治療を終えることができます。
ピコレーザーでのタトゥー除去の痛みまとめ
ピコレーザーでも痛みはある程度つきものです。ルーチェでは、痛みを可能な限り和らげる工夫をたくさん行っております。ご安心ください。
記事著者
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、
医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有する
ルーチェクリニック医師陣が著者・監修し制作しております。
記事著者・総監修医師:加藤晴之輔
<総院長略歴>
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
<代表的な資格>
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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ルーチェクリニックでは
カウンセリング料、診察料、
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後日検討して治療を始める事もできます。