膣脂肪注入の3つのチェックポイント
- 女性特有の悩みを解決するための膣脂肪注入
- 膣脂肪注入は膣のたるみ・乾燥・不感症・尿漏れ改善施術
- 女性スタッフと女性医師の在籍クリニックで安心治療
女性特有の悩み解決と膣脂肪注入
女性の身体の仕組みは男性とは身体的な構造がことなりやや複雑であるため、女性特有の悩みが複数存在します。婦人科形成において代表的なお悩みの一つとしてよく相談される対象は、デリケートゾーンに関わるお悩みです。
具体的には、膣の緩みや乾燥、 尿漏れや不感症など、デリケートゾーンに関するお悩みで、悩みの数や深刻度は人それぞれです。実はこれまでデリケートゾーンに関するお悩みの有効な解決方法はほとんどありませんでした。さらに膣部の乾燥や不感症などのケースは、疾患であるわけでもなく、日常生活に支障をきたすような病気や大病に発展するリスクの高い症状ではありませんので、医療機関においても治療対象ということで重要視されにくい分野でもあり、なかなか有効な解決方法も施策提案されることがほとんどありませんでした。
しかし近年は世界中で女性のウェルネス意識の高まりの影響もあり、女性が生活品質を向上させるという自己実現のもとに、デリケートゾーンに関わる悩みについても生活環境をより良好な状態にしていきたいという考えのもと、不快感や不具合があれば少しでも快適な状態へと解決するための治療がきちんと脚光を浴びるような状況に変わりつつあります。
その一つ治療施策としてクローズアップされているのが膣部に関するウェルネスケアです。お顔やお腹のたるみやしわなどと同様に、膣も加齢などにより老化現象が進展していきます。膣の老化による機能や緩みの有効な解決方法の一つが膣部への脂肪注入です。
膣への脂肪注入の具体的な効果について
膣への脂肪注入の主な目的は老化により変化した膣に対しご自身から採取した脂肪を注入する、膣の若返りのための治療方法です。
膣に脂肪注入することで女性にどのようなメリットや効果があるかについては、具体的には主に4つの効果利点が挙げられます。
- 膣の緩みの改善
- 膣の潤いの改善
- 膣の尿漏れの改善
- 不感症の改善
です。
これらの改善効果について、なぜご自身の脂肪を注入する方法が選ばれているかというと、脂肪分の中には細胞を創り出し自己複製能力をもつ幹細胞という特殊な細胞が含まれており、この幹細胞を保有する自己脂肪を注入することで、成長因子という良質なタンパク質を分泌することにより、膣粘膜や周辺の組織細胞を活性化させて若返らせることができるとされています。
個人差はあるものの加齢による老化現象により、かならず膣や周辺の臓器、皮膚や筋肉は年々萎縮して減退していきます。筋肉量や脂肪が減り、筋肉をつなぐけんや結合組織が減退していくので、老化とともに身体全体の組織がスカスカな状態になっていきます。それまである程度の弾力性や筋力で維持できていたものが弱まっていくため、膣部では尿漏れやゆるみの原因となってしまいます。
加齢により機能性が減退してしまった膣に対しては、ご自身から採取した脂肪を注入することで、ボリュームやハリ感を取り戻し、締まりのあるデリケートゾーンに改善することが可能になるわけです。
さらに脂肪注入による具体的な効果面で言えば、膣に水が入りにくくなるとか、性行為時にパートナーに緩みを指摘されることも少なくなります。脂肪が注入されることで膣粘膜が活性化されるため、さらに潤いが生まれるメリットもあります。膣が引き締まり潤いが生じることにより、性行為においても潤滑であるため痛みを生じることも減少され、満足度も向上し改善されるため、不感症などがあれば、かなり改善されることが期待できます。
また膣自体にボリュームが増加するため、収縮している骨盤内も脂肪により充填されて、尿漏れが改善されやすくなる効果があるでしょう。
脂肪注入の施術方法と流れ
膣脂肪注入の効果やメリットを知って頂いた上で、やはり気になるのがどのような施術が必要になるかという点があるかもしれません。
まず
膣脂肪注入の施術方法は手術形式
になります。
手術自体は麻酔によって睡眠状態で行われますので、痛みを感じることや怖い気持ちになることはございません。
麻酔により眠っている間に治療手術をおこないますので、目が覚めた時には手術が完了していますので、気持ち的にも安心して安全に治療を受けていただけます。
手術中の流れは大きく2つの施術工程にわかれております。まずはご自身の脂肪を採取する施術です。ほとんどの場合は身体の中で脂肪が比較的に多い部位、当院では太ももの内側から脂肪吸引をして脂肪を少量採取します。少量とはなりますが、吸引箇所の脂肪分はなくなるため、やや太ももはほっそりするからお得感がありますね。
脂肪を吸引した後工程では、採取した脂肪に含まれる不純物を除去する処理を行います。吸引した脂肪はそのまま注入してしまうとなくなっ てしまうためです。麻酔液などの不純物を取り除き、健全な脂肪のみを抽出します。
ルーチェクリニックではコンデンスリッチ脂肪注入という方法を採用させていただいております。通常の脂肪注入では除去されない死活・老化細胞などの不純物を取り除き、より健全な濃縮された脂肪を抽出することにより、脂肪のしこりや壊死が発生しにくくなり定着が良好になる方法です。
次の施術工程で、採取した脂肪から不純物を取り除いた脂肪を膣に注射で注入します。これで手術は終了しますので、麻酔での睡眠状態から目が覚めると、手術は完了しているという流れになります。
膣脂肪注入を女性医師に相談する理由
デリケートゾーンのお悩みは女性特有の問題でもあり、同性の方でないとなかなか理解してもらえないケースも多い内容です。
ですので、相談の段階から実際に治療に関わる診察を受診する場合でも、女性医師の方が患者さまの立場に寄り添って、より丁寧なお悩みのヒアリングや解決したい問題について細やかな理解を示してくれるでしょう。
女性のウェルネスケアの観点からいえば、女性のよりよい生活環境の向上という意味において従来あまり脚光を浴びることのなかったデリケートゾーンの治療や悩みの解決。医療行為は、あくまでも病気やケガを治療することが主な目的であるため、ウェルネスという概念が治療の対象になりにくい傾向は高い状態でした。さらに病気やケガの治療を実際に行う医師は男性が圧倒的に多いという要因も関係しているかもしれません。
しかし近年は女性の社会進出は世界規模で一般的になり、日本国内においても女性の医師が増加傾向にありますので、同性ゆえの悩みであれば当事者意識で相談してもらいやすい女性医師の方が、意思疎通を含め、かなりスムーズに治療相談がしやすいことになるでしょう。
デリケートゾーンでお悩みの場合は、ぜひ女性医師をお選びいただくことが推奨される理由です。
ルーチェ クリニックでは膣脂肪注入だけでなく、デリケートゾーンに関するご相談や治療についても婦人科形成専門の女性医師が在籍していますので、気になる悩みがあれば女性目線で解決策をご提案させていただけるかと存じます。
銀座医院院長の佐野医師は婦人科形成や手術の教科書も出版させていただいております。女性の医療分野に精通していることはもちろん、臨床経験も多く患者さまの立場を理解してくれるとても優しい院長先生ですから、デリケートゾーンで悩み続けている方は、ぜひ一度相談してみてください。
女性スタッフのクリニックが推奨の膣脂肪注入
女性を対象とした美容クリニックでも、対応スタッフは女性だけでなく男性スタッフが在籍するクリニックもわりと存在します。
実際に診察や治療手術をしてくれるのは男性の医師である場合もありますが、膣への脂肪注入はデリケートゾーンに関するお悩みとなるので、異性の方へできるだけ知られたくない方も多いかもしれません。ですので、せめて受付やカウンセラーなどの手術前の段階では、全て女性のスタッフに対応してもらえるほうが、恥ずかしさを感じずに気持ちの面で安心していただけるかと存じます。
そのような配慮も含め、ルーチェクリニックではカウンセリングから全て女性スタッフによる対応を基本としておりますので、安心して相談およびご来院していただけましたらと存じます。男性ではなかなか理解しづらい点や相談するのが恥ずかしく感じてしまう内容でも、同じ女性視点でご対応させていただけますので、デリケートなお悩みを細やかにしっかりとケアさせていただきます。
女性のウェルネスのための膣脂肪注入
まずは膣脂肪注入の手術により、女性特有のお悩みのいくつかを解決することができます。
膣部にご自身から採取した脂肪を注入することで、加齢や老化現象にともなう膣のたるみや潤い、不感症や尿漏れを改善できます。
これらの改善できる対象となるお悩みは基本的には病気などではありません。それでも、こうした生活上でのささいな困りごとや悩みから生じる不快感や不具合が改善されることで、女性のウェルネスは向上し、より良い快適な生活を送ることが可能になります。
しかも、手術といっても病気やケガを治療するための大がかりで入院が必要な施術ではなく、当日中に完了する身体への負担も少ない治療施術になっておりますので、デリケートゾーンや膣部のお悩みを抱えている方は、決して一人で悩まないで、女性スタッフに同性視線で相談いただけるルーチェクリニックに、ぜひ一度相談してみてください。
きっとあなたのお悩みを解決する方法をご提案させていただけます。
婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
- 2005年
- 筑波大学医学部卒業
- 2007年
- 東京大学形成外科
- 2017年
- 日本医科大学形成外科 講師
- 2019年
- ルーチェクリニック銀座院
資格
- 婦人科形成研究会 理事長
- 東京大学大学院医学博士
- 日本形成外科学会専門医
- 日本創傷治癒学会 評議員
- 日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
- 医師
- 幡手 亜梨子
- 医師
- 山口 華央
- 医師
- 魚住 知美
記事監修医師
このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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