膣が緩いと感じたらチェックするポイント
- 膣の緩みは出産後や50代以降の閉経や老齢化で生じる
- 膣の緩みを指摘され悩む人は多く存在します
- 膣の緩みの改善に最適なのは医師オススメの膣脂肪注入
膣が緩いという症状
あなたはこれまでご自身の膣が緩いと感じたり、性交渉を持つパートナーに膣の締まりがよくないなどの指摘を受けたことはありませんか。
日常生活のなかでは、自分の膣が緩いかどうかなどを意識することはほとんどないかと存じます。
実際に膣が緩いのかもしれないと感じるのは、多くの女性が出産後や50代や60代のミドルシニア世代で閉経を経験したあとになります。
普段の生活で膣の緩みを感じる状況としては、温泉やお風呂の入浴時に、お湯が膣内に入ってきてしまったり、立ち上がった瞬間に膣からお湯が漏れ出てしまうという体験で自覚することが多いようです。
加齢による老化現象による周辺組織の緩みや閉経の影響や、膣が大きく引き伸ばされる赤ちゃんの出産時に骨盤中の筋肉も伸ばされて緩んでいきますので、これらの原因により膣の緩みは引き起こされてしまいます。
ですので、20代や30代などの若年層世代で出産の経験などがなければ、新陳代謝も活発で肌や筋肉は元気な状態ですので、膣の緩みなどを意識することはほとんど皆無といっていいかもしれません。
それでも、性交渉をもつパートナーからの何気ない指摘を受けることで意識してしまう若年層の方もいらっしゃいます。
膣の緩さを計測する方法
実は膣の緩さや締まりの圧力を測る方法があります。
このような膣が緩いかどうかを計測することを膣圧測定といいます。
実際にどのような方法で計測するかというと、婦人科の診察時のように膣内に膣圧計という測定器を挿入して、膣の締め付け圧力を計測します。
膣内の圧力の数値が弱い場合は膣が緩いんでいるという基準になりますし、数値が高ければ膣内の圧力は強く、緩みがなく締まり具合の良い膣という目安になります。
この膣圧を測るための膣圧測定器は医療機関であるクリニックで使用することが可能です。
当ルーチェクリニックでも膣圧測定をご対応させていただいておりますので、自分の膣は緩いかもしれないと感じている方は、客観的な数値からご自身の膣圧を知ることができますので、自分の膣が緩くないのか、膣圧は高いほうなのかを知りたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
婦人科形成で臨床経験の豊富な女性医師が対応しますので、はじめての方でも安心して計測させていただけます。
膣が緩いことで起こる問題
ここまでのご案内で、“膣が緩くなることっていったい何が問題なの”というような疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
実際に、膣が緩いことだけで通常の生活に大きな問題が生じたり、不便なことや不都合が起きるかといえば、基本的にほとんど支障はありません。
ただ、将来的にパートナーと何度か性交渉を持ったりしたときに、膣が緩いとか締まりがあまり良くないなどの指摘を何気なく受けることで、性的なコンプレックスの原因となってしまうことがあります。
自分ではほとんど気にしなかったことでも、たいせつで大好きなパートーナーにかけられる言葉であれば尚更、いつまでも引きずって気にしてしまう軽いトラウマのようになってしまう場合があります。
さらに出産後には出産前よりも緩みを感じやすくなるため、膣の緩みがその後の大きなコンプレックスに成長してしまう可能性があるからです。
女性の場合は、50代前後から老化現象だけでなく生理が終わり閉経により膣が乾いたり緩みやすくなるため、普段の生活のなかでより目立つ問題となって悩みの原因となる可能性が高くなります。
これらの膣の緩みについてのお悩みや問題は、婦人科形成外科の治療で改善することが可能です。
当ルーチェクリニックであれば、臨床経験豊富な女性の専門医によるカウンセリングや治療を受けることが可能ですので、もし少しでも不安を感じていたら、膣の問題解決のためにもお気軽にご相談いただけましたらと存じます。
膣の緩みを改善して締まりのある膣にする治療
もしあなたが、なにかの事情で膣の緩みを感じていたり問題が起きていても、膣の緩みを引き締めて、締まりのある膣に改善する治療ができますのでご安心ください。
その場合に有効なのは、あくまでも美容形成医療による治療であることが大切で有効です。
各種メディアなどで数多く広告宣伝されているエステサロンやサプリメント、なんらかの資格トレーナーによる食事治療や運動による改善方法などでは、膣の引き締めを効果的に改善することはとても難しいと言えるでしょう。
確実性があり、目に見えて効果を実感できるのは美容形成医療、その中でも婦人科形成外科における治療になります。
膣の緩みの改善治療には主に3つの方法がございます。
それは、
- レーザーを使用した治療
- 注射による注入治療
- 手術による切除治療
です。
レーザーによる治療法にはさまざまな種類がございますが、実際にはどのレーザー種を使用しても、膣の緩みを改善できる効果はほとんど期待できないとお考えいただいたほうが良いでしょう。
まったく効果を感じることができないわけではありませんが、注射や手術と比べると治療効果は弱いため、正直おすすめできる方法ではないと言えます。
ただし、レーザー治療は簡単で手軽に受けられるというメリットがありますので、とりあえずお試しで治療してみたいという方にはオススメの治療法といえるかもしれません。
もっとも膣の緩みを引き締める治療とされるのは、膣のたるみを切除して縫合する切除法による手術治療です。
ただし、皮膚の一部を切り取って縫いあわせる手術のため、身体への負担や長めのダウンタイムも必要となり、日常生活にも負荷がかかってしまう治療法なので注意が必要です。
結論として、3つの治療方法の中でいちばんオススメの方法は注射による治療、膣にご自身の脂肪細胞を注入する膣脂肪注入となります。
膣の緩みをしっかり改善する膣脂肪注入
前の章では膣の緩みを治療するための方法を紹介させていただきましたが、ここではもっとも推奨される治療法である膣脂肪注入についてご説明させていただきます。
膣脂肪注入とは、自身の脂肪細胞を膣の粘膜に直接注入する方法です。
この場合、体内の拒否反応などもあるため、他人の脂肪を使用することはできないのが特徴です。
ダイエットや減量などを体験したかたであればご存じの方も多いでしょうが、身体についた余分な脂肪は一度増えてしまうとなかなか減らすことはできません。
膣脂肪注入では、なかなか落ちないほかの部位の脂肪を専用の医療機器で吸引して取り出し、膣の粘膜に注入し直す手術になります。
不要な箇所の余った脂肪を吸い取ることで吸引した部位の脂肪がなくなり、おちにくい脂肪が必要な膣に注入されることで緩みを改善するという、一挙両得なリサイクル医療治療といっても良いでしょう。
脂肪注入は小さな切開を含む短い時間で完了する小規模手術となりますので、日帰りで可能ですし切除手術のように長いダウンタイムも必要ありません。
そして脂肪注入の最大のメリットは、注入した脂肪がきちんと定着することで効果が半永久的につづくという点があります。
ダイエットで脂肪がなかなか落とせないことを想像いただくと、イメージしやすいかもしれません。
膣の注射治療には、もう一つヒアルロン酸注射による治療がありますが、ヒアルロン酸は人間のカラダにもともと存在する成分のため、月日の経過とともに体内で溶けてなくなってしまいます。
脂肪細胞の場合は、基本的にそのままの状態でなくなることはありません。それは、ほかの身体の部位の脂肪がなかなか無くならない状態と似ています。
膣へ脂肪細胞を増幅させた幹細胞と一緒に注入することで膣粘膜を活性化させ新陳代謝を促し、膣粘膜のターンオーバーが活発になるため膣粘液の分泌もあわせて活性化されるため、脂肪細胞の定着率は高まり、膣のハリや潤い改善が効果的に可能になります。
膣が引き締まり緩みがなくなることでハリや潤いにより元気な状態になりますので、性交渉時におけるパートナーの満足度も向上することになります。
日帰りの短時間手術が可能で、治療した直後から実感できるのが膣脂肪注入による治療です。
なによりも膣の緩みをしっかり改善させることにより、パートナーとの性の営みに対する幸福感や満足度が高まっていることを、たくさんの感謝の声をいただくことで当クリニックでも実感しているからにほかなりません。
膣の緩みについてのまとめ
膣の緩みは、出産後や50代前後からの加齢による老化現象による身体の変化のひとつとなります。
若年層であっても、出産を経験しなければご自身の膣が緩いかどうかを気にするキッカケはほとんどないかと存じます。
けれど、性交渉をもったパートナーに何気なく冗談交じりでも膣が緩いなどといわれてしまうと、女性としてはわりと気になるものです。
自覚症状やパートナーからの指摘のあるなしにかかわらず、膣が緩い、もしくは膣の締まりが良くない状態であっても、医療機関できちんと改善のための治療が受けられます。
レーザーや注射、手術による治療が代表的な方法となりますが、いずれも美容形成医療である婦人科形成外科でなければ確実な治療をすることはできないと言えます。
3つの治療方法のなかで婦人科形成外科においてもっとも効果が高い治療が膣脂肪注入治療となります。
いきなりの治療は心配に感じるという方には、まずは膣の締まり具合を計測する膣圧計測の診察のみも可能ですので、まずは当クリニックの女性専門医に、どのようなことでも気楽にご相談していただくことからはじめていただくのが良いかと存じます。
婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
- 2005年
- 筑波大学医学部卒業
- 2007年
- 東京大学形成外科
- 2017年
- 日本医科大学形成外科 講師
- 2019年
- ルーチェクリニック銀座院
資格
- 婦人科形成研究会 理事長
- 東京大学大学院医学博士
- 日本形成外科学会専門医
- 日本創傷治癒学会 評議員
- 日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
- 医師
- 佐野 仁美
- 医師
- 山口 華央
- 医師
- 堀口 舞
記事監修医師
このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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