副皮とは?
副皮とは小陰唇よりも外側にあり、大陰唇より内側にある、本来はないヒダのことです。
前方の先端で小陰唇につながります。小陰唇と大陰唇の間にあるヒダとも言えます。
全くない方もいれば、2重3重に重なっている方もいます。
個人差がかなりあり、両方ある方もいれば、大きさが違う、副皮が片方にしかない方もいます。
小陰唇が大きいために副皮が隠れてしまっているケースもあります。
この場合、小陰唇縮小だけを行うと逆に副皮が目立つようになることがあり、
必要に応じて副皮の切除も行った方がよいこともあり、しっかりと女性医師と相談する必要があります。
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副皮があると困るの?
副皮があると必ず手術をしなければならない、というものではありません。
しかし、この副皮があることで、ヒダの間に垢がたまって匂いの原因、見た目が悪い、となることがあります。
そのよう場合は副皮除去を検討した方がよいでしょう。
副皮切除(除去)をした方がいい症状
副皮はもともとないものです。また、小陰唇とつながっているので、小陰唇を縮小する時に副皮も切除してしまうことが多いといえます。
副皮を除去した方が良い状態は以下のような時です。
- 副皮が大きい(小陰唇より目立つ)
- 副皮を除去して見た目を綺麗にしたい
- 副皮が片方だけある、左右差が大きい
- 小陰唇縮小だけだと、逆に副皮が目立つ
- 副皮が目立つ、大きいために垢やにおいが気になる
実際のところ自分はどうなのかわからない、そのような時は遠慮なくご相談下さい。
副皮切除術はどんな手術?
副皮切除術手順①デザイン・麻酔
カウンセリングでのご希望を踏まえてマーキングを行います。まず部分麻酔を行います。
痛みが心配な方は笑気麻酔(ガス麻酔)や静脈麻酔を行うことができます。
副皮切除手術手順②副皮切除
メスで副皮を切開します。ルーチェクリニックではレーザーは使用しません。
切った部分がやけどしてしますからです。メスで綺麗にきって傷跡が綺麗に治るように心がけております。
副皮切除術手順③縫合
切ったところを縫います。溶けやすい糸で丁寧に縫合致します。
粘膜部分でデリケートゾーンなので、ここで手間をかけて縫合することで、傷跡が残らない自然な状態となります。
形成外科専門医の女性医師が行うので安心です。
ルーチェクリニックの副皮切除手術の4つこだわり
ルーチェクリニックでの副皮切除手術には4つのこだわりをもって行っています。その4つは次の4点です。
- できるだけ痛みをなくす努力をしています
- 女性形成外科専門医医師が担当
- 医療用ボンドは使用しない、溶ける糸で丁寧な縫合
- ダウンタイム短縮セット
副皮切除手術の4つこだわり①できるだけ痛みをなくす努力をしています
デリケートゾーンに手術、、想像するだけで痛そう、心配、、ですよね。実際は麻酔が効いてしまえば痛くありません。
歯医者さんの治療と同じです。最初の麻酔がチクッとするので、その部分麻酔の痛みを和らげるために笑気麻酔やクリーム麻酔、また極細の針を使用しています。
それでも何かしていること自体が不安で怖い、という方は眠る麻酔もすることができます。
点滴麻酔で寝ている間に治療は終了します。カウンセリングで麻酔の方法を相談しましょう。
副皮切除手術の4つこだわり②女性形成外科専門医医師が担当
デリケートゾーンのお悩みだからこそ、女性ドクターの方がより細かく共感できる。
ルーチェクリニックでは女性医師が治療を担当します。また形成外科専門医医師が治療を行うので安心です。
副皮切除手術の4つこだわり③医療用ボンドは使用しない、溶ける糸で丁寧な縫合
できるだけ傷跡は残らないものがいい、そういったご希望にお応えして早めに溶ける細い糸で丁寧に縫合します。
医療用ボンドや簡単な縫い方も方法としてありますが、ルーチェクリニックでは一針一針丁寧に縫合します。この手間が結果的には傷跡を綺麗にしてくれます。
副皮切除手術の4つこだわり④ダウンタイム短縮セット
腫れや内出血などを最小限に抑えるセットをご準備しております。ご希望の方は遠慮なくご相談下さい。
副皮切除手術のリスク
手術のリスクは主に以下の3つです。
- 痛み
- 出血
- 傷跡
副皮切除手術のリスク①痛み
手術当時~2日程度は少し痛みがあることがあります。ですが痛み止め処方致しますので日常生活に支障はありません。
副皮切除手術のリスク②出血
手術当時~2,3日程度は、粘膜の傷口からわずかににじむ程度の出血があるかもしれません。出血のある間はガードルなど圧迫を行いましょう。
副皮切除手術のリスク③傷跡について
手術後1,2週間で抜糸を行います。この時点で傷跡はかなりわからなくなっているのですが、1ヶ月程経過すると更に目立なくなります。
部位によっては傷の硬さがある、違和感がある等少しがありますが、3~6か月程度経過すると完全に落ち着いて気にならなくなります。
副皮切除術と合わせて行うとよい治療
副皮のある方は、小陰唇が大きい、陰核が大きい、陰核包皮(陰核を覆う皮膚)が大きいことが多いといえます。
全体のバランスや自然さを考えると、小陰唇縮小術や陰核包皮切除術(クリトリス包皮除去)を同時に行った方が良いと言えます。
副皮切除術の手術後のケアについて
シャワー浴は翌日からできます。湯船につかるのは1週間程度控えましょう。
また、飲酒や運動なども1週間程度控えましょう。性交渉は1ヶ月程度控えましょう。
まとめ
綺麗な婦人科女性器は全体のバランスが大切です。自然で綺麗な女性器になるよう心がけておりますので、ご不明な点等ございましたら遠慮なくご相談下さい。
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婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
2005年 筑波大学医学部卒業
2007年 東京大学形成外科
2014年 日本医科大学形成外科 助教
2017年 日本医科大学形成外科 講師
2019年 ルーチェクリニック銀座院
資格
東京大学大学院医学博士
日本形成外科学会専門医
日本創傷治癒学会 評議員
日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
佐野 仁美
堀口 舞
記事監修
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を
有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
<総院長略歴>
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
<代表的な資格>
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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