ビラビラが片方だけ気になる方に伝えたい点
- 生まれつきビラビラの片方が大きく長い女性は少なくないです
- 長くて大きい方のビラビラはさらに肥大することがあります
- ビラビラの左右差を解決するには小陰唇縮小手術だけです
びらびらが片方だけ大きい女性について
女性の性器にある小陰唇をわかりやすく表現するために”びらびら”と呼ばれることがよくあります。
女性器の両側を保護するようにある皮膚の隆起のことですが、医学的には小陰唇(しょういんしん)といいます。
このびらびらは女性器の粘膜で覆われている尿道や膣などのたいせつな器官の出口部分を包み込むように保護する役割があります。
細菌や雑菌などが侵入して膀胱炎などにならないように女性器を守る役割をしているのです。
そして、びらびらの大きさや形は個人差があり、左右のバランスが違っていてどちらか片方だけ大きかったり長さが違ったりするため、見た目のバランスがとれていないことを悩まれたりする女性は少なくありません。
びらびらの大きさや長さが違うことは日常生活のなかで気が付いたり、VIO脱毛のようにデリケートゾーンをしっかり確認する場合などをきっかけにして気にし始めたりすることがあります。
ただ、女性のびらびらが左右非対称、つまり片方だけ大きかったり長くなっているということは特殊なケースではなく、比較的に多くの女性の小陰唇はもともと左右差があるということをまずは知っておいてください。
片方だけが長いびらびらは経年でさらに伸びやすい
左右差がある小陰唇、つまり片方だけ大きかったり長かったりするびらびらですが、長かったり大きい方のびらびらは日常の生活習慣の影響や、摩擦の影響でどんどん肥大したり長く伸びやすくなることがわかっています。
たとえば右の方のびらびらだけ生まれつき大きかったり長い女性の場合、日常の生活習慣によりタイトな下着などをつけたまま行動などをすることが多い方であれば、長いほうや大きいほうのびらびらは常に摩擦で刺激を受け続けることになります。
身体を守る仕組み上、長期間にわたり定期的に刺激されつづけると摩擦や外部からの刺激が炎症を起こしたり肥大化したりすることで、長い方や大きい方のびらびらは引き伸ばされたり皮膚が強くなり大きくなってしまうことがあります。
さらに妊娠や出産を経験された女性の場合は、出産時の影響でびらびらが通常は広がらない大きさまで引き伸ばされてしまうため、それまであまり気にしていなかった左右差が大きくなったりして、下着にびらびらが挟まりやすくなって痛みを感じやすくなってしまったり、大きくなったためショーツを履いた時にもこつきが気になるなど、日常生活でより支障がでやすくなることも多いようです。
びらびらの大きさが違うことで生じるストレス
びらびらの大きさが左右で違うことにより、実は日常生活にも影響が出てしまうケースが多いようです。
自転車を乗る方であれば、座ったときにサドルにびらびらが挟まってしまったり自転車を漕いでいるときに擦れてしまって、細かい痛みをずっと感じつづけるストレスとなる場合があります。
またトイレでおしっこをするときに尿がびらびらにひっかかったりして飛び散って周りを汚してしまったり、びらびらの内側や外側のひだの後ろに表皮細胞が垢となって付着したままとなり、いやなにおいや汚れなどの原因となることもあります。
VIO脱毛などムダ毛処理をする場合にはびらびらが邪魔になって脱毛がしにくくなったり、性交渉時にはパートナーに何気なくびらびらの形や大きさを指摘されてコンプレックスになってしまうなど、びらびらの左右のバランスが良くないことで生じる悩みは複数発生してしまいます。
とはいえ、これらの悩みはあきらめる必要はありませんし、改善して解決することができます。
次章では具体的な解決方法をご紹介させていただきます。
片方だけ長いびらびらの解決方法について
結論からいいますと、びらびらが片方だけ長い状態を解決する方法は
小陰唇縮小手術(しょういんしんしゅくしょうしゅじゅつ)という医療機関での手術
のみとなります。
ネット検索などをされると、ビラ切りとサジェスト候補として表示されることがあります。
小陰唇縮小手術とは、女性の小陰唇、つまりひだ部分であるびらびらを切除して小さく縮小したり短くしたりする医療手術のことです。
特徴としては、一度の手術で左右差のある小陰唇は見た目や形が改善されるため、それまでの日常生活でのお悩みは1回で解決できるといえるでしょう。
最近は整形手術の一般化も進んでおり、小陰唇縮小手術は韓国など海外での手術を含め、とても多い美容形成手術のひとつとなっています。
もともとデリケートゾーンの悩みを抱えている女性はなかなか周りに相談することもできず抱え込んでしまうこともあったのですが、近年はネット情報やSNSなどでも気軽に解決方法が取り扱われたりしており、わりと軽い気持ちで相談や解決がしやすくなってきています。
さらに女性の専門医師なども増えてきている影響もあって、女性の目線で相談を聞いてもらえる安心感もあり、
男性医師には恥ずかしくて話しずらい内容も質問しやすくなった
影響も大きいといえるでしょう。とにかく、びらびらの大きさが違うことに関する悩みは、小陰唇縮小手術(ビラ切り)で医療的に解決することができるようになっております。
びらびらは片方だけ治さずに両方治す理由
びらびらの左右差を治すための小陰唇縮小手術は医療の手術行為となります。
方法としましては、麻酔をして痛みを感じさせない状態で長くなったり大きくなっているびらびらを切除して左右差を整えます。
手術自体は
およそ1時間程度の短時間での手術となります。
ただし、びらびらの左右差をなくすための手術は、伸びている方のびらびらを切り除いてしまえば完了するというわけではありません。
片方だけ切除した場合に手術で人工的にびらびらを切除するため、左右のかたちや長さが目立つ場合が多くなります。
ですので、かならず左右対称になるようにバランスを綺麗に整えるために左右両方の手術をおこなうことで、両側の均整がとれて綺麗で自然な見た目の小陰唇にすることができます。
当クリニックにも片方だけ手術してもらいたいというご希望の患者さまがたまにいらっしゃいますが、最終的に見た目のバランスや美しさがともなわないと、手術する意味合いは半分以上なくなってしまうといえます。
ですので、びらびらは片方だけを切り取って小さくするだけでなく、両側のバランスや美しさを整えるために両方の小陰唇縮小手術をしていただくことを特におすすめさせていただいております。
びらびらを解決できた方の喜びの声
実際に手術となると少し心配で不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、小陰唇縮小手術をした方は皆さん大変満足されていて、以下のように嬉しい喜びの声のご感想をたくさんいただいております。
- 挟まったり擦れたりするストレスがなくなった
- 日常の生活でびらびらの違和感がなくなった
- パートナーに形や大きさを褒められるようになった
- VIO脱毛施術を安心して受けられるようになった
びらびらを切り取る治療は1回の手術で終えることができます。
医療機関での手術となると、すこし大袈裟な気がして気持ち的に後ろ向きになりやすいかもしれませんが、一度の手術でびらびらのストレスから解放されますので、お悩みの方はぜひ思い切って解決のために一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
びらびらの片方が気になる悩みに関するまとめ
今回はびらびらの左右差があって、片方の大きさや長さを気にされていたり日常生活での悩みやストレスになっていた方に対してまとめさせていただきました。
びらびらの左右の大きさや長さが違っていたりして気にされている女性のほとんどは、生まれつき右側もしくは左側の小陰唇が遺伝子的に長く成長していると言えるでしょう。
ですので、左右のびらびらの差があることは、特別にめずらしい状態ということではありません。
女性のデリケートゾーンにかかわる内容で相談しずらいかもしれませんが、あなただけが悩んでいるわけではなく、わりと多くの女性の悩みである場合がありますので、ご安心いただけましたらと存じます。
当ルーチェクリニックへも、多くの女性が小陰唇の左右の長さが違うので気になると相談に来院される方は少なくありません。
びらびらの左右差があったり、片方だけが大きかったりすることで、日常生活のなかで支障やストレスになってしまったり、性交渉時にはパートナーに無意識に指摘されることで、より一層のコンプレックスになってしまったりと、多くの女性が共有しやすい悩みのひとつとなっているのです。
これらのびらびらの左右差の治療は医療施設での1回の小陰唇縮小手術で治すことができます。
1度手術で治してしまえば、それまでの違和感をすっかり忘れてしまうくらい快適に日常を過ごせますし、見た目の形やバランスも綺麗に整えるわけですから、ナチュラルな見た目でびらびらの大きさや長さの違いを気にすることはなくなります。
女性特有のデリケートな内容ですが、特別なことではありませんので決して一人で悩まずに、臨床経験豊富な女性医師がたくさん在籍する当クリニックに安心してご相談ください。
はじめは緊張したり不安になったりするかもしれませんが、一度ご相談いただくだけで、わりと簡単に医療的な治療ができることをご理解いただけるかと存じます。
婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
- 2005年
- 筑波大学医学部卒業
- 2007年
- 東京大学形成外科
- 2017年
- 日本医科大学形成外科 講師
- 2019年
- ルーチェクリニック銀座院
資格
- 婦人科形成研究会 理事長
- 東京大学大学院医学博士
- 日本形成外科学会専門医
- 日本創傷治癒学会 評議員
- 日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
- 医師
- 佐野 仁美
- 医師
- 堀口 舞
- 医師
- 山口 華央
記事監修医師
このページは20代の大陰唇ヒアルロン酸注射についての美容医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、日本形成外科学会(JSPRS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)正会員を有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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