世界の人口は76憶140万程度いるとされていますが(2020年3月4日現在)、そのなかのだれ一人として同じ体を持っている人はいません。また、どのようなすばらしい肉体を持っている人であっても、自分自身の体のあり方について悩みを抱えることもあるでしょう。特にその悩みの対象となっているのが、人には相談しにくい部位であった場合、その悩みはより深く、深刻になると思われます。
今回はそんな人の助けとするために、「婦人科形成」について取り上げていきます。
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婦人科形成とは、女性器の整形手術を指す言葉
まずは、「婦人科形成とは何か」を解説していきます。
「婦人科形成」とは、「女性器の整形」をいう言葉です。「女性器整形」とも呼ばれますし、「婦人科形成(女性器整形)」として並列して記されることもあります。
一般的に、「婦人科形成」とした場合はバストの整形などのことは含みませんが、比較的神話性の高い手術ではあるため、関連付けて取り上げる場合もあります。
「婦人科形成」は、基本的には「病気」の項目は扱いません。女性器の外見上の問題、あるいはそれに伴う痛みに対してアプローチしていくことを目的とした診療科目として扱われるのが一般的です。
そのため、「婦人科形成」は美容外科クリニックなどでの取り扱いが基本となります。
肉体的にも精神的にも非常にデリケートな部位を扱うことになりますから、経験を積んだ医師もしくは女性の医師が担当することが多い分野といえます。
婦人科形成の診療科目について~それぞれの悩みによりそう診療内容
「婦人科形成」と一口にいっても、その診療科目はさまざまです。ここではひとつずつ解説していきます。
まず、多くのところが取り扱っている施術から見ていきましょう。
小陰唇縮小手術
婦人科形成のなかでももっともメジャーなのが、「小陰唇縮小手術」でしょう。
女性器の形は人それぞれ異なりますし、小陰唇の大きさも異なります。しかしあまりにも大きすぎると、こすれて痛みなどが出る場合もあります。見た目上の問題だけでなく、このような「痛み」を抱えている人にとっても、小陰唇縮小手術は有効です。
小陰唇縮手術のやり方はさまざまですが、基本的には小陰唇を切除して自然な状態に整えるやり方をとることになります。
クリトリス包茎手術(陰核包茎手術)
クリトリスに被っている皮を切除して、クリトリスの露出部分を多くする手術のことをいいます。性交時の感度を上げることができるのが魅力です。また、包茎状態だと皮とクリトリスの間に垢がたまりやすくなり臭いも出やすくなりますが、この手術を受けることでそれも改善します。
膣縮小手術
単純に「膣縮小」と呼ばれることもあります。
女性は、出産を経たり年を重ねたりすることで、膣が緩んでしまったり大きくなったりしてしまうことがあります。これを小さくする手術をいいます。この手術を受けることで、鈍くなってしまった性交時の感覚が良くなるなどの効果が得られます。
この膣縮小手術には、大きく分けて2つのやり方があります。
- 切開法
- 脂肪注入
の2つです。
前者の場合、緩んでしまった膣を切り取り、縫い縮めるというやり方をとります。即効性があること、1回の施術で終わることが魅力です。
脂肪注入は自分の体から取り出した脂肪を入れることで膣を引き締めるものです。腫れの少ない施術として人気です。
これらの3つの施術は、婦人科形成のなかでも非常に人気のあるものです。そのため、婦人科形成を扱う病院であるならば、多くのところが扱っている科目だといえるでしょう。
それ以外にもまだまだある! 婦人科形成の種類
上で挙げた3つの婦人科形成は非常にメジャーなものですが、それ以外の診療科目は病院によって異なります。
ここからは、それを紹介していきます。
会陰部贅皮切除
膣から肛門の間にかけて存在する部位に対してアプローチしていく方法です。
出産のときなどに、会陰が裂けてしまったり、また会陰を切開して赤ちゃんを取り出しやすくしたりすることがあります。人間には治癒力がありますが、このときに伸びた皮ふや傷跡が残ってしまったりすることがあります。会陰部贅皮切除では、これらの皮ふを切除し、美しい外見を作り出します。
膣ヒアルロン酸注入
「膣ヒアルロン酸」と簡単に呼ばれることもあります。膣にヒアルロン酸を入れていき、膣の引き締め効果を出す方法です。性交時の感度が上がるだけでなく、尿漏れの予防や乾燥の改善も行えます。
ヒアルロン酸は体内に存在する安全な物質です。またこの方法は切開を一度も必要としないため、メスを入れることにためらいを感じる人にもおすすめです。
大陰唇ヒアルロン酸注射
大維新部分にヒアルロン酸を注入していくことです。これによって大陰唇のたるみや平坦さがなくなり、ふっくらとした若々しい大陰唇を作り上げることができます。
膣ヒアルロン酸注射と同じくメスを必要としない施術のため、「婦人科形成は初めてだから、ちょっと怖い」という人にもおすすめです。
処女膜切開
処女膜は、日常生活のなかでも破れることがあります。しかし逆に非常に処女膜が硬く、
「処女膜強靭症」に陥っている人もいます。このような場合、性交時の痛みが極めて強く、なかなか性交がうまくいかないこともあります。
そのため、処女膜を切開し、性交をスムーズに行えるようにする場合もあります。
また、逆の考え方で、処女膜を再生する手術もあります。
またここでは大きく取り上げることはしませんが、病院によってはアンダーヘアの植毛を行うとしているところもあります。
いずれにせよ、これらの手術は、女性が自分自身のために、あるいはパートナーとのスキンシップのために行うものです
「絶対に受けなければならないもの」というわけではありませんが、女性器を整えることで自分に自信が持てたり、
パートナーと楽しい時間を過ごせたりすると考えるのであれば、ご相談ください。
ルーチェクリニックでは、患者様お一人おひとりの悩みにしっかり寄り添い、丁寧にカウンセリングを行います。
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婦人科形成統括医師・著者医師
略歴
2005年 筑波大学医学部卒業
2007年 東京大学形成外科
2014年 日本医科大学形成外科 助教
2017年 日本医科大学形成外科 講師
2019年 ルーチェクリニック銀座院
資格
東京大学大学院医学博士
日本形成外科学会専門医
日本創傷治癒学会 評議員
日本創傷外科学会 学会誌編集委員
担当医師
佐野 仁美
堀口 舞
記事監修
このページは医療に関わる専門的な内容になっています。
そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、
日本形成外科学会(JSPRS)専門医、
日本美容外科学会(JSAPS)正会員を
有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。
記事総監修医師:加藤晴之輔
総院長略歴
- 岐阜大学医学部卒
- 東京大学大学院医学博士
- 医療法人社団光美会 理事長
- ルーチェクリニック 総院長
- 自治医科大学形成外科非常勤講師
代表的な資格
- 日本形成外科学会専門医 専門医一覧
- 日本美容外科学会正会員 名医を探そう
- 日本美容外科学会評議員 評議員一覧
- 国際美容外科学会正会員 Find a surgeon
- 日本再生医療学会会員
- アメリカ形成外科学会正会員
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