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小陰唇手術ってどんなもの?女性医師が丁寧に解説

小陰唇の手術とはどのようなものでしょうか。

デリケートゾーンを手術するというだけでちょっと怖いですよね。

女性医師が詳しく解説いたします。

 

 

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小陰唇縮小術 とは

小陰唇手術で最も代表的なものは小陰唇縮小術です 。

小陰唇とはデリケートゾーンのビラビラのことです。

女性特有の陰部のヒダのことを意味しています。

この小陰唇が伸びて長くなってしまうと

日常生活に支障をきたしてしまいます。

下着や水着を着た時のもこつきにつながってしまったり、

座ったり自転車に乗った時に挟まってしまって

痛みが出てしまいます。

また不衛生となってしまい臭いの原因になったり、

見た目の悪さにパートナーに 大きさや左右差を指摘されてしまった、

ということもカウンセリングや診察で聞くことがあります。

このようなことを解決する方法が小陰唇縮小術です。

簡単に言うと伸びて大きくなってしまった

小陰唇を切って縫い、小さくする手術方法です。

 

 

小陰唇縮小術の方法

小陰唇縮小術術にはいくつかの方法があります。

これは小陰唇時代に個人差が多いからです。

代表的なものをいくつか見てみましょう。

 

Barbie法(バービー法)

伸びて大きくなってしまっている小陰唇は含めて

ほぼ全ての小陰唇を取り除いてしまう方法です。

しかし小陰唇を取りすぎてしまうと

実は尿道の歩行機能や粘膜の湿潤環境を保ちにくくなりかえって

合併症が起こりやすくなってしまいます。

この方法はあまり用いられていません。

 

rim look法(リムルック法)

Rim look法は、

色素沈着によって黒ずんでしまった部分のみを切り取る方法です。

この方法ですと黒ずみが起きてしまった部分は

取ることができますが、

黒ずんでいない部分は大きく残ってしまう可能性がある

ところがこの方法のデメリットです。

 

wedge法(ウェッジ法)

道法は小陰唇の最も突出した部分を

V 字に切り取り縫い合わせる方法です。

広く行われている方法の一つと言えます。

突出部分がなくなり全体のボリューム感も減るので、

たわみやゴワつきを一気に減らすことができます。

 

linear法(リニア法)

リニア法は 伸びて大きくなってしまった部分を

縦に長く切り取る方法です。

黒ずみの部分も一緒にとることができ、

伸びた部分を取ることができるので、

小陰唇全体を短くすることができます。

その部分のたわみが強い場合には

目を九分に熟することができないというデメリットもあります。

 

 

小陰唇手術は実際を組み合わせて行う

小陰唇の形や大きさは個人差がとても大きいです。

ですから、実際の小陰唇手術はこれらの方法を

組み合わせで行うことが多いと言えます。

その組み合わせの方法や組み合わせの

程度そこに医師の技術が求められます 。

様々な手術方法を行えるとともに豊富な経験があることで

そのバランスを見ながら個人個人に合った

治療法で小陰唇の手術を行っていきます。

どの手術方法の組み合わせが良いのかは

診察で先生としっかり相談していきましょう。

 

小陰唇手術はトータルバランスが大切

デリケートゾーンは小陰唇だけではありません。

小陰唇手術に加えて副皮切除術、クリトリス包茎術陰部、

会陰部贅皮切除術大陰唇のアンチエイジング、

これらの手術方法を同時に組み合わせることで

よりトータルバランスを整え全体を綺麗にしていくことが大切です。

例えば、副皮といって生まれつき小陰唇と大陰唇の間に

ヒダがある方がいらっしゃいます。

伸びてしまった小陰唇を取り除くと

かえって副皮が目立ってしまい、

ヒダが多く見えてしまうことがあります。

なので同時に副皮を切除することがよくあります。

また小陰唇から会陰に向かって、

ヒダのある方出産に伴いそのような人ができてしまった場合も、

余分な皮膚のあまりを切除することで

トータルビューティーに近づきます。

この小陰唇から会陰部への余分な皮膚を取る手術を

会陰部贅皮切除といいます。

小陰唇手術もそれに伴う手術も

一回行えばその効果は半永久的に持続します。

手術ですので、一回の治療でできるだけ美しくなる方法を

選択した方が良いです。

 

小陰唇手術の実際

小陰唇手術とそれに関連した手術は

全て日帰りで行うことができます。

手術時間は短くて1時間から、長くて約3~4時間です 。

小陰唇手術とそれに関連した手術を

行えば行うほど手術時間は長くなりますが

全て行っても日帰りで帰ります。

手術の間は麻酔が効いているので痛くありません。

全例で局所麻酔を行います。

歯医者さんの治療と同じです。

歯茎に注射の麻酔をします。

その瞬間はチクッと痛みがありますが

麻酔が効いてしまうと虫歯治療や歯の治療をしていても

痛くはありません。

それと同じで最初はちょっとチクッとしますが

麻酔が効いてしまうと痛くはありません。

しかしデリケートゾーンに注射というだけで痛い感じがします。

この注射の痛みを和らげるために

麻酔のクリームや

笑気麻酔というガスの麻酔も一緒に行うことができます。

どうしても怖いという方は静脈麻酔と言って

点滴で眠っている間に治療が終わってしまうという麻酔もあります。

これらのオプションを選択することで

痛みをぐっと緩和できますので、

麻酔の方法も治療をしてもらう先生としっかり相談しましょう。

 

 

小陰唇手術のアフターケア

小陰唇手術の手術後は基本的には

圧迫と安静がとても大切です。

圧迫とは治療した部位すなわちデリケートゾーンを

圧迫することが大切です。

椅子に座る時に、少しタオルをデリケートゾーンの下に入れて

座る、また過度な運動やエクササイズなどは

控えるということが大切です。

これらのケアをすることで腫れや内出血の確率が下がり

術後を快適に過ごすことができます。

また仕上がりの美しさにもつながるので

術後の圧迫や安静は指示された通り

しっかり行なっていきましょう。

またこの間は簡単なデスクワークや家事程度でしたら

全く行っていただいて構いません。

体を使う仕事であったり運動は控えてください。

またシャワーには入れます湯船に浸かるのは2週間は避けましょう。

性行為は一ヶ月控えてもらっています。

大きな腫れは一週間程度小さなあれば一週間程度ですが、

傷口が本当に綺麗になり、むくみも取れて美しい状態になるのに

およそ1ヶ月と考えてください。

 

小陰唇手術のまとめ

小陰唇手術には小陰唇縮小手術と

それに関連した手術が複数あります。

トータルバランスを整え美しくするために

単独の手術になるか複数の手術になるかを

先生に診断してもらい決めてもらいましょう。

そして手術もとても大事なのですが

その後の手術後のアフターケアご自宅での過ごし方もとても大切です。

1回の治療で綺麗になる治療ですので

一回でしっかり綺麗になりましょう。

 

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婦人科形成統括医師・著者医師

著者医師 佐野仁美(ルーチェクリニック銀座院院長)

 

略歴

2005年 筑波大学医学部卒業

2007年 東京大学形成外科

2014年 日本医科大学形成外科 助教

2017年 日本医科大学形成外科 講師

2019年 ルーチェクリニック銀座院

資格

東京大学大学院医学博士

日本形成外科学会専門医

日本創傷治癒学会 評議員

日本創傷外科学会 学会誌編集委員

 

担当医師

佐野 仁美

堀口 舞

 

記事監修

このページは医療に関わる専門的な内容になっています。

そのため、医師免許を持った加藤晴之輔総院長をはじめ、

日本形成外科学会(JSPRS)専門医、

日本美容外科学会(JSAPS)正会員を

有するルーチェクリニック医師陣が監修し制作しております。

記事総監修医師:加藤晴之輔

  

代表的な資格

 

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  1. 小陰唇の大きさや厚さに形、ご本人の希望によって10種類以上の手術方法から一番、
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  3. 女性医師(形成外科専門医)による細やかな手術が受けられます。
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