アートメイクコラムアートメイクで失敗しないために｜銀座の美容外科・皮膚科ならルーチェクリニック

アートメイクとは専用の針と色素を使用して皮膚に色素を染色する治療です。皮膚の浅い部分に色素を入れていくためターンオーバーとともに少しずつ薄くなります。メイクが楽になったり、お顔の印象を華やかにする等のメリットがあります。

医師・看護師のいる医療機関で受ける

アートメイク施術は医療行為です。医師または看護師の資格を持った者以外の施術は禁止されています。アートメイク施術後のトラブルの相談はエステや個人サロン等で受けた方の相談が全体の９５％を占めると言われています。衛生面の管理が不十分の場合、感染症のリスクが高まります。腫れや痛みが出た場合に薬の処方もできません。そのような点から医師のいる医療機関で受けるようにしましょう。

しっかりとしたカウンセリングを受ける

アートメイクは薄くなりますが、消えることはありません。長く付き合っていくものですので、納得した上で受けていただきたいです。しっかりとしたカウンセリングでアートメイクについて理解していただくことが重要です。不安な事や心配なことはすべて質問してから受けるようにしましょう。

納得したデザインで施術を受ける

アートメイクはデザインが重要です。失敗で一番多いのは「眉の形が思っていたのと違った」といった声です。なりたいデザインと似合うデザインは必ず一致するわけではありません。表情により眉の形も変わります。まずは眉に黄金比に沿ってデザインし、鏡で確認しながらすり合わせしていくことが重要です。なりたいイメージを施術者に伝えイメージを共有することも重要です。

適切なアフターケアをする

アートメイクの定着には適切なアフターケアが重要です。アートメイクを入れてから１週間がダウンタイムの期間となります。

保湿

アートメイク後は薄いカサブタができ、乾燥しやすい状態となります。ダウンタイム中はお渡しする軟膏をこまめに塗って保湿していただきます。乾燥しますとカサブタははがれやすくなります。無理にカサブタがはがれるとアートメイクの色素も一緒にはがれてしまう可能性があります。１週間は軟膏を塗って保湿されている状態をキープするようにしましょう。

清潔に過ごす

アートメイクを入れた箇所は浅い傷の状態です。汚い手で触ったりすると感染します。アートメイクを受けた翌日からは泡立てた洗顔料で優しく洗うようにしましょう。

メイククレンジングは１週間控える

メイククレンジングは洗浄力が高いものが多いです。ダウンタイム中は色素が皮膚に定着していないためメイククレンジングを使用すると色素も落ちてしまう可能性があります。メイククレンジングを使用する場合は、眉から上はふき取りしていただくことがおススメです。

メリット・デメリットを理解してから施術を受ける

メリット

メイクが時短になる
すっぴんでも印象が良くなる
メイクが崩れる心配が減る

デメリット

一度入れたアートメイク消えない
消すためには費用と時間がかかる
ダウンタイムがある

どんな治療にもメリット・デメリットがあるようにアートメイクにもあります。しっかりデメリットを理解した上で受けるようにしましょう。

金属アレルギーのある場合はパッチテストを必ず受ける

アートメイクの色素には酸化鉄が含まれていたり、施術時に使用する針は金属でできています。金属アレルギーの可能性が少しでも考えられる場合は、パッチテストを受けていただき問題ないことを確認していただいてから受けていただくことが良いでしょう。認可されている色素の場合ですと酸化鉄が含まれている量は少ないですが、体内に色素が入ると取り除くことは困難のため、パッチテストを受けて問題ないことを確認してから施術を受けましょう。

施術中は痛みを我慢せずに伝える

針を使用して皮膚に浅い傷が作りますので痛みが伴います。眉アートメイクの場合、塗るタイプの麻酔を使用します。アートメイクを入れる前に麻酔が効いていることを確認し施術を始めていますが、部分的にチクッと感じる場合もあります。人によって痛みの強さも違いますので、痛みが出た場合は我慢せずにお伝えください。麻酔は途中で追加することができます。長時間痛みを我慢すると赤みが長引いたり、腫れを助長する可能性がありますので、適宜施術者に伝えましょう。